1行おき(交互行)に異なるスタイルを設定できます。また、複数のスタイルを特定の行おきに繰り返して表示することも可能です。
設定方法
スタイルの定義にはSheetView クラスのAlternatingRows プロパティが参照するAlternatingRows クラスを使用します。AlternatingRows クラスは配列のように扱うことができ、Count プロパティにスタイルを繰り返す行数を指定すると、インデックスの指定により各スタイル要素を設定できます。背景色、文字色、境界線色、フォントなどスタイル要素の詳細は、AlternatingRow クラス のプロパティで設定します。
サンプルコード
次のサンプルコードは、3種類の外観を1行ずつ設定したシートを作成します。 最初の行には、デフォルトの外観を使用します。 2行目では背景色に薄い青、テキスト色に濃い青を設定し、3行目では背景色にオレンジ、テキスト色に濃い赤を設定します。 このパターンは、この順序で1行ずつ全行に渡って繰り返されます。
FpSpread1.Sheets[0].AlternatingRows.Count = 3;
FpSpread1.Sheets[0].AlternatingRows[1].BackColor = Color.LightBlue;
FpSpread1.Sheets[0].AlternatingRows[1].ForeColor = Color.DarkBlue;
FpSpread1.Sheets[0].AlternatingRows[2].BackColor = Color.Orange;
FpSpread1.Sheets[0].AlternatingRows[2].ForeColor = Color.DarkRed;
FpSpread1.Sheets(0).AlternatingRows.Count = 3
FpSpread1.Sheets(0).AlternatingRows(1).BackColor = Color.LightBlue
FpSpread1.Sheets(0).AlternatingRows(1).ForeColor = Color.DarkBlue
FpSpread1.Sheets(0).AlternatingRows(2).BackColor = Color.Orange
FpSpread1.Sheets(0).AlternatingRows(2).ForeColor = Color.DarkRed
SPREAD デザイナでの設定
- [設定]タブの[交互行]アイコンをクリックします。
- 交互行エディタのAltRowセクションで、指定する交互行パターンの数を追加します。
- 行パターンの一覧から、各プロパティを設定するパターンを選択します。
- プロパティ一覧で、1行おきの行パターンに関する各プロパティを設定します。
- カスタマイズが必要な各パターンに対し、手順3と4を繰り返します。
- 〈OK〉または〈適用〉ボタンにより、設定を適用します。
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