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Excel 形式ファイルへのエクスポート

ここでは、SPREADがどのようにExcel形式ファイルへデータをエクスポートするかについて説明します。Excel形式ファイルを SPREAD に読み込む(インポートする)場合、およびSPREADファイルをExcel形式で保存する(エクスポートする)場合は、内容および機能は完全には保存されません。インポートおよびエクスポート機能の狙いは、1つまたは複数のスプレッドシートのデータと書式を、元の状態を最大限維持して処理することです。以下のトピックでは、Excel形式ファイルへのエクスポート結果について説明します。

これらの説明は、必要に応じて SPREAD の各オブジェクト(シート、列、行、個々のセル)別に分かれています。

このトピックで解説するExcelおよびExcel形式ファイルの動作は、特に明記のないかぎり、BIFF8(Microsoft Binary Interchange File Formatバージョン8)に基づくものです。これは、Microsoft Excelのいくつかのバージョン(Excel 97、Excel 2000、Excel 2002(Office XP)、Excel 2003)に対応するファイル形式です。 ExcelSaveFlag.UseOOXMLFormatオプションを設定している場合は、Open XML形式ファイルに保存できます。

Excel形式での保存で使用可能な各オプションの詳細については、FpSpreadクラスの各SaveExcelメソッド、およびExcelSaveFlag列挙体を参照してください。この列挙体を使用すると、スプレッドシートをExcel形式で保存する際、次のようなオプションが有効になります(全オプションの一覧については「アセンブリリファレンス」を参照)。

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