オプションインタフェース

それぞれのモデルに固有のインタフェースのほかに、オプションのインタフェースがあります。オプションインタフェースは追加機能のサポートを提供し、カスタムモデルの作成に使用できます。次の表は、オプションインタフェースと、それぞれを使用して実行可能なカスタマイズの概要を示します。

オプションインタフェース	実行可能なカスタマイズ
IArraySupport	セル範囲の値配列の取得および設定をサポートするカスタマイズ。
IDataKeySupport, IDataSourceSupport	シート上のデータ連結のカスタマイズ。両方を組み合わせて使用可能。
IChildModelSupport	シートで階層表示するための、階層データモデルのカスタマイズ。IDataSourceSupportと組み合わせて使用可能。
ICalculationSupport, ICustomFunctionSupport, ICustomNameSupport, IExpressionSupport, IIterationSupport	シートの数式のカスタマイズ。IExpressionSupportがない場合はICustomFunctionSupport、ICustomNameSupport、およびIIterationSupportの使用は無効。
INonEmptyCells	空白ではないセルのカウントのカスタマイズ。これにより、セル内にデータが保持された行または列を特定可能。
IOptimizedEnumerationSupport	シート上で、空白ではない次の行または列を連続的に検出する、データ取得の最適化のカスタマイズ。
IMovable, IRangeSupport	シートのセル範囲に含まれる行および列の移動、挿入、および削除をカスタマイズ。消去、コピー、移動、および入れ替えもサポート。
ISerializeSupport	シートの内容に対する XML シリアル化のカスタマイズ。
IUnboundRowSupport	連結されたシートでの非連結行のカスタマイズ。IDataSourceSupportと組み合わせて使用。

Excel ファイルまたはテキストファイルの保存、または印刷には、これらのオプションインタフェースはいずれも必要ありません。