PowerTools SPREAD for ASP.NET 8.0J
Formula プロパティ (Column)

この列のセルの数式を取得または設定します。
構文
'Declaration
 
Public Property Formula As String
public string Formula {get; set;}

プロパティ値

この列のセルの数式を含むString
解説

このプロパティには、セル参照、演算子、および関数(標準関数またはユーザー定義のカスタム関数)から成る数式を設定します。数式で使用できる演算子と関数のリストについては、「Spread for .NETの数式リファレンス」を参照してください。

Spreadコンポーネントは絶対セル参照と相対セル参照を使用できます。スプレッドシートのセル参照スタイルは、ReferenceStyleプロパティを使用して定義します。絶対行(または列)参照と相対行(または列)参照を同時に数式に含めることはできません。

Formulaプロパティの値を取得すると、数式の記述表現(例: SUM(A1:B1))を含む文字列が返されます。ただし、セル参照スタイルを、数式を表現できないスタイルに変更した場合は、表現できないセル参照のプレースホルダとして疑問符を使用した数式が提供されます。

たとえば、セルB1の数式に使用する相対セル参照をRC[-1]+R[-1]Cとして定義した場合、この数式は左側のセル(A1)の値を上側のセル(B0)の値に加算するように解釈されます。コントロールはセルB0の値を空のセルとして処理します。セル参照スタイルをA1スタイルに変更した場合、A1スタイルではセルB0を表現できないため、数式はA1+B?となります。ただし、コントロールは依然としてR1C1参照スタイルを使用しているものとして数式を評価します。

この例では、Columnオブジェクトを作成し、それを列2に設定します。セルA1とA2に値を設定し、Cellオブジェクトの数式プロパティがこれらの値を加算します。
FarPoint.Web.Spread.Column mycol;
mycol = FpSpread1.ActiveSheetView.Columns[1];
FpSpread1.ActiveSheetView.SetValue(0, 0, 10);
FpSpread1.ActiveSheetView.SetValue(1, 0, 10);
mycol.Formula = "SUM(A1:A2)";
Dim mycol As FarPoint.Web.Spread.Column
mycol = FpSpread1.ActiveSheetView.Columns(0)
FpSpread1.ActiveSheetView.SetValue(0, 0, 10)
FpSpread1.ActiveSheetView.SetValue(1, 0, 10)
mycol.Formula = "SUM(A1:A2)"
参照

Column クラス
Column メンバ
SetFormula メソッド
Formula プロパティ (Cell クラス)
Formula プロパティ (Row クラス)
ReferenceStyle フィールド

 

 


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