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データは、Excel形式ファイル(BIFF8形式またはOpen XML形式)またはストリームに保存できます。 パスワード付きのExcel形式ファイルに保存することもできます。暗号化の種類はデフォルト(BIFF8形式)では「Office 97/2000 互換」、Open XML形式で保存した場合は「Microsoft Enhanced RSA and AES Cryptographic Provider, RC4」になります。
Excel形式の保存では、さまざまなオプションを指定することができます。たとえばヘッダとデータとともに保存するか、Open XML形式で保存するか、などを設定できます。
また、保存内容に「印刷設定」を含めることにより、さまざまな印刷オプションを設定することも可能です。
データおよび書式がExcelファイル形式にエクスポートされる方法の詳細については、「Excel形式のインポート/エクスポート」を参照してください。
SPREADデザイナで保存することも可能です。詳細については「設計ファイルの保存と読込」を参照してください。
FpSpread クラスのSaveExcel メソッドを使用し、保存するファイルのパスと名前や指定します。SaveExcel メソッドにいくつかのオーバーロードがあり、いずれかのオーバーロードメソッドのパラメーターを使用してオプションを指定します。指定可能なパラメータは以下のとおりです。
詳細については、SaveExcel メソッドのオーバーロード一覧を参照してください。
最初のサンプル コードは、SPREADコントロールのデータをExcel形式ファイルに保存します。このとき、保存先ファイルに行ヘッダおよび列ヘッダが含まれるように指定します。2番目のサンプル コードは、データをストリームに保存します。
// データとヘッダをExcel形式ファイルに保存します。 FpSpread1.SaveExcel("C:\\excelfile.xls", FarPoint.Web.Spread.Model.IncludeHeaders.BothCustomOnly); // データをメモリストリームに保存してから、2番目のコンポーネントにロードします。 System.IO.MemoryStream s = new System.IO.MemoryStream(); FpSpread1.SaveExcel(s); s.Position = 0; FpSpread2.OpenExcel(s); s.Close();
' データとヘッダをExcel形式ファイルに保存します。 FpSpread1.SaveExcel("C:\excelfile.xls", FarPoint.Web.Spread.Model.IncludeHeaders.BothCustomOnly) ' データをメモリストリームに保存してから、2番目のコンポーネントにロードします。 Dim s As New System.IO.MemoryStream() FpSpread1.SaveExcel(s) s.Position = 0 FpSpread2.OpenExcel(s) s.Close()