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アクティブシートとは、現時点でユーザーからの操作を受け入れるシートで、通常、コントロール内の最前面に表示されます。コーティングによりアクティブシートを指定するには、FpSpread クラスのActiveSheetViewIndex プロパティにシートインデックスを指定します。
現在アクティブなシートの取得やアクティブシートに対して設定を行うには、ActiveSheetView プロパティを使用します。ActiveSheetView プロパティはSheetView クラス を参照するので、このプロパティを使用してシートの設定を行うことができます。
次のサンプルコードは、アクティブシートの背景色を設定する例です。
FpSpread1.ActiveSheetView.BackColor = System.Drawing.Color.LightBlue;
FpSpread1.ActiveSheetView.BackColor = System.Drawing.Color.LightBlue
なお、セル、行、列といったオブジェクトのコレクションは各シートが持ちますが、アクティブシートが持つオブジェクトはActiveSheetView プロパティを使用せずにFpSpread クラスのオブジェクトとして直接アクセスすることが可能です。
例えば、FpSpread クラスのCells プロパティ は、アクティブシートのセルコレクションを取得します。従って以下の2つのサンプルコードは同じ結果を返します。
var cellValue = FpSpread1.ActiveSheetView.Cells[1, 2].Value;
Dim cellValue = FpSpread1.ActiveSheetView.Cells(1, 2).Value
var cellValue = FpSpread1.Cells[1, 2].Value;
Dim cellValue = FpSpread1.Cells(1, 2).Value
FpSpread クラスの以下のプロパティがアクティブシートのオブジェクトとして取得することができます。