SpreadJS V9J(バージョン9.0.20171.0)からの変更点は以下の通りです。
ライブラリ名称の変更
ライブラリの名称が「SpreadJS」から「Spread.Sheets」に変更されました。なお、モジュールファイル名(gc.spread.sheets.xxxx.min.js)に変更はありません。
新機能の追加
以下の新機能が追加されました。
既存機能の強化
以下の既存機能が強化されました。
- クライアントサイドにおけるExcelIOの精度が大幅に向上し、ExcelIOコンポーネントを使用した場合とほぼ同等になりました。クライアントサイドExcelIO機能で入出力できるExcelデータの詳細は「クライアント側でのExcelファイルのインポートおよびエクスポート」を参照してください。
- Spread.SheetsとExcel間でスタイル情報のコピー・ペーストが可能になりました。コピー・ペースト可能なデータの詳細については「スタイルのコピーと貼り付け」を参照してください。
ラインセンス認証方法の変更
製品のライセンス認証方法が変更になりました。詳細については「ライセンスキーの取得」を参照してください。
不具合修正
以下の不具合が修正されました。
- [40289] フォーマッタをセルに設定すると外部からのコピーしたデータのペーストが不可になる
- [40784] 比較演算子を使用した書式設定でシートが正常に動作しなくなる
- [40796] エクスポートしたExcelファイルの印刷オプションにある枠線設定が無効にならない
- [40801] アスタリスク("*")を使用した条件付書式設定を含むSpreadJSのExcelエクスポートで、破損したExcelファイルが出力される
- [41328] コンボボックス型セルを含む複数セル選択が機能しない
- [41329] 印刷時、1ページ目に8pxの余白が設定される
- [41330] SpreadJSのフィルタ設定がエクスポートされたExcelに反映されない場合がある
- [41331] stateメソッドで指定した行列以外のアウトラインも展開・折り畳みが実行される
- [41333] SelectionPolicy.singleの設定時、[Tab]キーで結合セルから移動できなくなる
- [41334] ExcelIOコンポーネントを使用しサーバーサイドのみでExcel-PDF変換を行うと例外が発生する
- [41335] SpreadJSの領域外をクリックした場合にValidationErrorイベントが二回実行される
- [41336] Excelエクスポートを行うと、条件付き書式のセル指定範囲がずれる
- [41337] 独自の書式機能を実装するとクライアントサイドExcelIOの実行に失敗する
- [41338] IFERROR関数の引数をセル参照にすると数式エラーになる
- [41339] SUM関数で127を超えるセル範囲の計算を行うと、計算結果が不正になる
- [41340] 結合セルに入力したデータが正しく表示されない
- [41341] 印刷時、firstPageNumber機能が正しく動作しない
- [41342] VALUE関数の引数にカンマを含む文字列を設定すると不正に動作する
- [41343] 入力規則リストの表示時に意図しないSUBMIT送信が発生する
- [41344] .tsファイルによるインテリセンスで引数を指定しないregister関数コールがエラーになる
- [41345] 印刷時、罫線なしの箇所に罫線が表示される