二項分布を使用した試行結果の確率を計算します。

書式

BINOM.DIST.RANGE(N,p,s,s2)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数	説明
N	独立試行の回数を表す数値です。この値が整数でない場合、数値は切り捨てられます。
p	各試行が成功する確率を指定します。0 以上 1 以下の数値を指定する必要があります。
s	試行における成功数を指定します。この値が整数でない場合、数値は切り捨てられます。
s2	（オプション）指定した場合、成功した試行の数がsとs2の間の数値になる成功率が返されます。s以上およびN.以下の数値を指定する必要があります。

解説

この関数の数値引数はすべて整数に切り捨てられます。

渡された引数が数値でないまたは値が制約内にない場合、この関数はエラーを返します。

データ型

各引数に数値データを受け取り、 数値データを返します。

サンプル

BINOM.DIST.RANGE(50,0.35,28) 結果：0.00116

BINOM.DIST.RANGE(30,0.25,15,25) 結果：0.00274