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COUNTBLANK
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シート上の指定のセル範囲から、空白セルの数を返します。

書式

COUNTBLANK(cellrange)

引数

引数には、セル範囲の参照を指定します。

解説

この関数は、シート上の指定のセル範囲の中から、空白セルの数をカウントします。 空白文字列 "" を保持するセルは、カウントから除外されます。 セルは、Valueプロパティの値がNull(VBの場合はNothing)だと空白とみなされます。 セルのValueプロパティがNullである状態は、空白文字列 "" である状態とは区別されます。 たとえば、次のC#のSpreadコードを比較してください。

     spread.Sheets[0].Cells[0,0].Value = null; // 空白

     spread.Sheets[0].Cells[1,0].Value = ""; // 文字列

     spread.Sheets[0].Cells[2,0].Value = "abc"; // 文字列

     spread.Sheets[0].Cells[3,0].Value = 123.0; // 数値

     spread.Sheets[0].Cells[4,0].Formula = "COUNTBLANK(A1:A4)";

セルA5内の数式の評価結果は1となります。A1:A4範囲内では、A1が唯一の空白セルとみなされるためです。

注意:GC.Spreadの関数実装は、一般に、他の主要なスプレッドシート製品と同様に動作するように設計されています。しかし、これらのすべての他社製品で、空白文字列 "" を空白セルとして扱うかどうかが統一されているわけではありません。 GC.Spreadでは、COUNTBLANKおよびISBLANK関数の両方で一貫して、空白文字列 "" を空白セルとはみなさずに処理しています。

データ型

セル範囲の参照を受け取り、 数値データを返します。

サンプル

COUNTBLANK(A1:G5)

COUNTBLANK(R6C3:R9C4)

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