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EAN-13の設定
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EAN-13バーコードは、12桁の数字と1桁のチェックディジットで構成されます。このバーコードは12桁の数字だけを文字列として受け取り、チェックディジット(CheckSum)を計算して、13桁目にこれを追加します。チェックディジットは、バーコードが正確に読み取られたかどうかを検証するために追加される値です。CheckSumプロパティをTrueに設定すると、チェックディジットが自動的に追加されます。

次の図は、EAN-13バーコードスパークラインの例を示します。

数式による定義

EAN-13バーコードによるスパークラインをワークシートに設定するには、次の数式を使用します。

=BC_EAN13(value, color, backgroundColor, showLabel, labelPosition, addOn, addOnLabelPosition, fontFamily, fontStyle, fontWeight, fontTextDecoration, fontTextAlign, fontSize, quietZoneLeft, quietZoneRight, quietZoneTop, quietZoneBottom)

パラメータ

名前 説明
value 値の長さを「12」または「13」に指定
color バーコードの色を表す色。デフォルト値は「rgb(0,0,0)」です。
backgroundColor バーコードの背景色を表す色。デフォルト値は「rgb(255,255,255)」です。
showLabel バーコードにラベルを表示する場合、ラベルテキストを表示するかどうかを指定
labelPosition ラベルを表示する場合の、ラベルの位置を表す値
addOn バーコードの追加テキストを表す文字列。文字の長さは「2」または「5」に指定します。
addOnLabelPosition テキストを表示する場合のテキスト追加位置
fontFamily ラベルテキストのフォントファミリを表す文字列。デフォルト値は「sans-serif」です。
fontStyle ラベルテキストのフォントスタイルを表す文字列。デフォルト値は「normal」です。
fontWeight ラベルテキストのフォントの太さを表す文字列。デフォルト値は「normal」です。
fontTextDecoration ラベルテキストのフォントの文字装飾を表す文字列。デフォルト値は「none」です。
fontTextAlign ラベルテキストのフォントのテキスト配置を表す文字列。デフォルト値は「center」です。
fontSize ラベルテキストのフォントサイズを表す文字列。デフォルト値は「12px」です。
quietZoneLeft 左クワイエットゾーンのサイズを表す値
quietZoneRight 右クワイエットゾーンのサイズを表す値
quietZoneTop 上クワイエットゾーンのサイズを表す値
quietZoneBottom 下クワイエットゾーンのサイズを表す値

コードの使用

次のサンプルコードは、ワークシートにEAN13スパークラインを設定します。

JavaScript
コードのコピー

var sheet = spread.getActiveSheet();

// EAN-13バーコードスパークラインを設定します。
sheet.setValue(3, 1, "EAN - 13", GC.Spread.Sheets.SheetArea.viewport);
sheet.setValue(3, 2, "6920312296219", GC.Spread.Sheets.SheetArea.viewport);

// スタイルを設定します。
sheet.setRowHeight(3, 100);
for (var col = 1; col < 4; col++)
{
    sheet.setColumnWidth(col, 200);
}
sheet.getRange(3, 0, 1, 4).hAlign(GC.Spread.Sheets.HorizontalAlign.center);
sheet.getRange(3, 0, 1, 4).vAlign(GC.Spread.Sheets.VerticalAlign.center);

// 数式を設定します。
sheet.setFormula(3, 3, '=BC_EAN13(C4)');