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PDF417の設定
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PDF417バーコードは、広く使用される、高密度の2次元バーコードであり、1つのシンボルは最大1,108バイトもの情報をエンコードできます。このバーコードはいくつもの小さなバーコードを積み重ねて構成し、英数字では最大1,850文字、数字だけでは最大2,710桁をエンコードできます。

次の図は、PDF417バーコードスパークラインの例を示します。

数式による定義

PDF417スパークラインをワークシートに設定するには、次の数式を使用します。

=BC_PDF417(value, color, backgroudColor, errorCorrectionLevel, rows, columns, compact, quietZoneLeft, quietZoneRight, quietZoneTop, quietZoneBottom)

パラメータ

名前 説明
value バーコードのシンボルにエンコードする文字列
color バーコードの色を表す色。デフォルト値は「rgb(0,0,0)」です。
backgroundColor バーコードの背景色を表す色。デフォルト値は「rgb(255,255,255)」です。
errorCorrectionLevel PDF417の誤り訂正レベルを表す文字列。有効値は「auto」、「0-8」であり、デフォルト値は「auto」です。
rows シンボルに含まれる行数を指定する値。有効値は「auto」、「3-90」であり、デフォルト値は「auto」です。
columns シンボルに含まれる列数を指定する値。有効値は「auto」、「1-30」であり、デフォルト値は「auto」です。
compact 「コンパクトPDF417」とするかどうかを指定。デフォルト値は「false」です。
quietZoneLeft 左クワイエットゾーンのサイズを表す値
quietZoneRight 右クワイエットゾーンのサイズを表す値
quietZoneTop 上クワイエットゾーンのサイズを表す値
quietZoneBottom 下クワイエットゾーンのサイズを表す値

コードの使用

次のサンプルコードは、ワークシートにPDF417スパークラインを設定します。

JavaScript
コードのコピー

var sheet = spread.getActiveSheet();

// PDF417バーコードスパークラインを設定します。
sheet.setValue(3, 1, "PDF417", GC.Spread.Sheets.SheetArea.viewport);
sheet.setValue(3, 2, "6935205311092", GC.Spread.Sheets.SheetArea.viewport);

// スタイルを設定します。
sheet.setRowHeight(3, 100);
for (var col = 1; col < 4; col++)
{
    sheet.setColumnWidth(col, 200);
}
sheet.getRange(3, 0, 1, 4).hAlign(GC.Spread.Sheets.HorizontalAlign.center);
sheet.getRange(3, 0, 1, 4).vAlign(GC.Spread.Sheets.VerticalAlign.center);

// 数式を設定します。
sheet.setFormula(3, 3, '=BC_PDF417(C4)');