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QRコードの設定
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QRコードはコード化された情報を表す2次元のバーコードであり、数値、英数字、バイトデータの効率的な処理を可能にします。QRコードを使用すると、最大7,366文字(半角)をエンコードできます。

次の図は、QRコードによるバーコードスパークラインの例を示します。

数式による定義

QRコードスパークラインをワークシートに設定するには、次の数式を使用します。

=BC_QRCODE(value, color, backgroundColor, errorCorrectionLevel, model, version, mask, connection, connectionNo, charCode, charset, quietZoneLeft, quietZoneRight, quietZoneTop, quietZoneBottom)

パラメータ

名前 説明
value QRコードのシンボルにエンコードする文字列
color バーコードの色を表す色。デフォルト値は「rgb(0,0,0)」です。
backgroundColor バーコードの背景色を表す色。デフォルト値は「rgb(255,255,255)」です。
errorCorrectionLevel QRコードの誤り訂正レベルを表す文字列。「L、M、Q、H」の4つの誤り訂正レベルがあり、デフォルトレベルは「L」です。
model QRコードのモデルを表す値。「1、2」のモデルがあり、デフォルト値は「2」です。
version バージョン。有効なバージョン範囲はモデル1では「1-14」、モデル2では「1-40」であり、デフォルト値は「auto」です。
mask QRコードのマスクパターンを表す値。「auto」および「0-7」の8種類のマスクパターンがあります。
connection このシンボルが、連結メッセージの一部であるかどうかを表す値。デフォルト値は「false」です。
connectionNo このシンボルが、連結メッセージ内のどのブロックにあるかを指定する値。有効値は「0-15」であり、デフォルト値は「0」です。
charCode QRコードの文字集合を表す値
charset 使用する文字セットを表す値。有効値は「UTF-8」、「Shift-JIS」です。
quietZoneLeft 左クワイエットゾーンのサイズを表す値
quietZoneRight 右クワイエットゾーンのサイズを表す値
quietZoneTop 上クワイエットゾーンのサイズを表す値
quietZoneBottom 下クワイエットゾーンのサイズを表す値

コードの使用

次のサンプルコードは、ワークシートにQRコードスパークラインを設定します。

JavaScript
コードのコピー

var sheet = spread.getActiveSheet();

// QRコードスパークラインを設定します。
sheet.setValue(3, 1, "QR Code", GC.Spread.Sheets.SheetArea.viewport);
sheet.setValue(3, 2, "Police:911", GC.Spread.Sheets.SheetArea.viewport);

// スタイルを設定します。
sheet.setRowHeight(3, 100);
for (var col = 1; col < 4; col++)
{
    sheet.setColumnWidth(col, 200);
}
sheet.getRange(3, 0, 1, 4).hAlign(GC.Spread.Sheets.HorizontalAlign.center);
sheet.getRange(3, 0, 1, 4).vAlign(GC.Spread.Sheets.VerticalAlign.center);

// 数式を設定します。
sheet.setFormula(3, 3, '=BC_QRCODE(C4)');