指定のデータセットの中で、最も頻繁に出現する値を返します。

書式

MODE(value1,value2,...)

MODE(array)

MODE(array1,array2,...)

引数

各引数には倍精度小数点値、整数値、またはこれらの配列（セル範囲）を使用できます。 指定可能な引数の数は最大255個です。 値を1つ1つ列挙するのではなく、1つの配列（セル範囲）として指定できます。 また、複数の配列（複数のセル範囲）を使用することもできます。

解説

引数リスト内に複数回出現する値が存在しない場合は、MODE関数は値を返しません。 同じ回数だけ出現する最頻値が複数存在する場合は、これらの値のうち、最初に出現したほうの値が返されます。

引数として指定した配列または参照に文字列、論理値、または空白セルが含まれると、これらの値は無視されます。ただし、値が0のセルは計算対象となります。

データ型

全引数に対して数値データを受け取り、 数値データを返します。

サンプル

MODE(A3,B3,C3,D3)

MODE(A1:A9)

MODE(R1C2,12,10,R2C3)

MODE(A2:A9,B2:B9,B12:35)

MODE(89,95,88,97,88,74) 結果： 88

MODE(1,2,2,3,4,5,5) 結果： 2