定率法を使用して、特定の期の資産の減価償却費を計算します。
DB(cost,salvage,life,period,month)
有効な引数は次のとおりです。
引数 | 説明 |
---|---|
cost | 取得価額(資産を購入した時点での価格) |
salvage | 残存価額(耐用年数終了時点での価格) |
life | 資産の耐用年数(資産償却期間) |
period | 減価償却費を求める期。life引数と同じ単位を使用します。 |
month | (オプション)資産購入した年の月数。省略すると12とみなされます。 |
定率法とは、一定の償却率を掛けて減価償却費を求める方法です。 DB関数は次の式を使用して、特定の期の減価償却費を算出します。
(cost - 前期までの償却累計額) * 償却率
この償却率は次の式で求められます。計算結果は、小数点以下第3位で四捨五入されます。
償却率 = 1 – ((salvage/cost)^(1/life))
償却期間の最初と最後の期は例外であり、特別な式を使用します。 DB関数では、最初の期に対する減価償却費には次の式が使用されます。
減価償却費 = cost * 償却率 * month/12
最後の期に対する減価償却費には次の式が使用されます。
減価償却費 = ((cost - 前期までの償却費累計額) * 償却率 * (12 - month))/12
全引数に対して数値データを受け取り、 数値データを返します。
DB(B1,1000,10,1)
DB(R1C2,10000,10,1)
DB(500000,5000,5,1,10) 結果: $25,0833.3333333333