指定の倍数となるように丸めた値を返します。
MROUND(number,multiple)
有効な引数は次のとおりです。
引数 | 説明 |
---|---|
number | 丸めの対象となる数値 |
multiple | 丸めの基準となる数値 |
この関数は、multipleの最も近い倍数になるようにnumberを丸めます(切り上げまたは切り下げ)。 偶数の場合は2つの選択肢(切り上げまたは切り下げ)がありますが、関数の計算結果は0から遠いほうの値となります。 たとえば、MROUND(18,4)の結果は20となります。16も同様に18に最も近い4の倍数ですが、0から遠いほうの値である20が返されます。 MROUND(-18,-4)の場合も、やはり-16より-20のほうが0より遠いために、-20が返されます。
両引数に対して数値データを受け取り、 数値データを返します。
MROUND(B14,3)
MROUND(R14C2,5)
MROUND(100,8) 結果: 104
MROUND (11,8) 結果: 8
MROUND (12,8) 結果: 16
MROUND (13,8) 結果: 16
MROUND (-12,-8) 結果: -16
MROUND (50,8) 結果: 48
MROUND (-50,-8) 結果: -48