ここでは、Spreadの備える互換性関数をアルファベット順に一覧表示します。
関数 | 説明 |
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BETADIST | 累積β分布関数を計算します。 |
BETAINV | 累積β分布関数の逆関数値を計算します。 |
BINOMDIST | 個別項の二項分布の確率を計算します。 |
CHIDIST | 片側カイ2乗分布の確率を計算します。 |
CHIINV | 片側カイ2乗分布確率の逆関数を計算します。 |
CHITEST | カイ2乗分布からの独立性を検定します。 |
CONFIDENCE | 母集団の平均値に対する信頼区間を返します。 |
COVAR | 2組の対応するデータセットにおいて、各組の標準偏差の積の平均値(共分散)を返します。 |
CRITBINOM | 累積二項分布の値が基準値以上となる最小値を返します。 |
EXPONDIST | 指数分布関数または確率密度関数の値を計算します。 |
FDIST | 2組のデータ間の分散度を比較するF確率分布関数を計算します。 |
FLOOR | 指定した基準値の倍数になるように、数値を切り下げて最も近い値を返します。 |
FTEST | F検定の結果を返します。これは、2つの配列内のデータの分散に有意な差が認められない、片側確率の算出結果です。 |
GAMMADIST | ガンマ分布関数の値を計算します。 |
GAMMAINV | ガンマ累積分布関数の逆関数の値を返します。 |
HYPGEOMDIST | 超幾何分布関数の値を計算します。 |
LOGINV | xの対数正規累積分布関数の逆関数の値を計算します。LN(x)は、指定の平均値と標準偏差による正規分布です。 |
LOGNORMDIST | xの対数正規累積分布関数の値を計算します。LN(x)は、指定の平均値と標準偏差による正規分布です。LOGNORMDIST関数は、対数的に変換されたデータを分析する場合に使用します。 |
MODE | 指定のデータセットの中で、最も頻繁に出現する値を返します。 |
NEGBINOMDIST | 負の二項分布を算出します。 |
NORM.INV | 指定の平均と標準偏差に対する正規累積分布関数の逆関数の値を返します。 |
NORMDIST | 指定の平均と標準偏差に対する正規累積分布関数の値を返します。 |
NORMSDIST | 標準正規累積分布関数の値を計算します。 |
NORMSINV | 標準正規累積分布関数の逆関数の値を返します。 この分布では、平均が0、標準偏差が1となります。 |
PERCENTILE | ある範囲内の値の中で、n番目の百分位を持つ値を返します。 |
PERCENTRANK | データセット内の値の順位を、このデータセット内の百分率として返します。 |
POISSON | ポアソン確率分布の値を計算します。 |
QUARTILE | データセットの中から、指定の四分位数(4分割したデータの位置)の値を抽出します。 |
RANK | 数値リストの中から、指定の数値が何番目に位置するかを返します。 RANK関数の返す順位は、リスト内の数値を並べ替えた場合の数値の順位となります。 |
STDEV | 指定した数値の集合から標準偏差を計算します。 |
STDEVP | 指定した母集団(数値)に対する標準偏差を計算します。 |
TDIST | t分布の確率を返します。 |
TINV | スチューデントのt分布のt値を、確率と自由度を使用した関数として算出します。 |
TTEST | t検定に関連する確率を返します。 |
VAR | 母集団(数値のみ)の標本に基づく分散を返します。 |
VARP | 母集団全体(数値のみ)に基づく分散を返します。 |
WEIBULL | 2つのパラメータによるワイブル分布の値を算出します。これは、信頼性の分析などによく使用されます。 |
ZTEST | z検定の有意値を返します。 z検定では、一群のデータに対する検定値xの標準スコアを生成し、正規分布の両側の確率値を返します。 |