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省略記号とツールチップ
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Spread.Sheetsでは、表示テキストの幅が列の幅または行の高さ(縦書きのテキスト)より長い場合に、セルに省略記号(...)を表示できます。オーバーフロー表示されたテキストは切り取られ、省略記号が表示されます。

省略記号が表示されるセルにマウスポインタを移動させた時に、セルの完全な値がを示すツールチップが表示されます。デフォルトでは、ツールチップは省略記号または「####」のようなテキストを含むセルに対して表示されます。

テキストを隣のセルにはみ出して表示するセルオーバフローより、省略記号の表示が優先されます。

コードの使用

次のサンプルコードは、showEllipsisプロパティをtrueに設定し、長い文字列に対して省略記号とツールチップを表示します。

JavaScript
コードのコピー
// Spreadを取得します。
var spread = new GC.Spread.Sheets.Workbook(document.getElementById('ss'), { sheetCount: 1 });
// アクティブシートを取得します。
var activeSheet = spread.getSheet(0);

// showEllipsisプロパティをtrueに設定してスタイルを作成します。
var horizontalStyleWithEllipsis = new GC.Spread.Sheets.Style();
horizontalStyleWithEllipsis.showEllipsis = true;

// セルのテキストを設定します。
activeSheet.setText(0, 0, "このセルには長い文字列が含まれており、完全な値を表示するより省略記号が表示されます。");
// セルにスタイルを適用します。
activeSheet.setStyle(0, 0, horizontalStyleWithEllipsis);

// showEllipsisプロパティをtrueに設定してスタイルを作成します。
var verticalStyleWithEllipsis = new GC.Spread.Sheets.Style();
verticalStyleWithEllipsis.showEllipsis = true;
verticalStyleWithEllipsis.isVerticalText = true;

// セルのテキストを設定します。
activeSheet.setText(2, 1, "縦表示文字");
// セルにスタイルを適用します。
activeSheet.setStyle(2, 1, verticalStyleWithEllipsis);
// 行の高さを設定します。
activeSheet.setRowHeight(2, 150);