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OBJECT
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オブジェクトを定義し、プロパティと値を指定します。OBJECT関数の結果は、これらのプロパティと値のオブジェクトになります。

OBJECT関数を使用して、レンジブロックスパークラインを作成できます。

書式

OBJECT(property1, expression1, property2, expression2, ...)

OBJECT(properties_range, expressions_range)

OBJECT(property1, expressionArray1, property2, expressionArray2, ...)

引数

OBJECT(property1, expression1, property2, expression2, ...)関数の有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
property1 現在のオブジェクトの最初のプロパティ。文字列またはセル参照にすることができます。
expression1 現在のオブジェクトの最初のプロパティ値。任意のタイプ値またはセル参照にすることができます。
property2 現在のオブジェクトの2番目のプロパティ。文字列またはセル参照にすることができます。
expression2 現在のオブジェクトの2番目のプロパティ値。任意のタイプ値またはセル参照にすることができます。

OBJECT(properties_range, expressions_range)関数の有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
properties_range1 現在のオブジェクトの最初のプロパティ。範囲参照である必要があります。
expressions_range1 現在のオブジェクトの最初のプロパティ値。範囲参照である必要があり、この範囲の長さはプロパティ範囲の長さと同じである必要があります。
properties_range2 現在のオブジェクトの2番目のプロパティ。範囲参照である必要があり、この範囲の長さは最初のプロパティ範囲の長さと同じである必要があります。
expressions_range2 現在のオブジェクトの2番目のプロパティ値。範囲参照である必要があり、この範囲の長さは最初のプロパティ範囲の長さと同じである必要があります。

OBJECT(property1, expressionArray1, property2, expressionArray2, ...)関数の有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
property1 現在のオブジェクトの最初のプロパティ。文字列またはセル参照にすることができます。
expressionArray1 現在のオブジェクトの最初のプロパティ値。参照の配列である必要があります。
property2 現在のオブジェクトの2番目のプロパティ。文字列またはセル参照にすることができます。
expressionArray2 現在のオブジェクトの2番目のプロパティ値。参照の配列である必要があり、その長さは最初のプロパティ値の長さと同じである必要があります。

解説

パラメータがキーと値のペアになっていない場合、この関数はCalcErrorを返します。

データ型

OBJECT(property1, expression1, property2, expression2, ...)およびOBJECT(properties_range, expressions_range)はオブジェクト値のデータ型を返し、OBJECT(property1, expressionArray1, property2, expressionArray2, ...)はオブジェクト配列のデータ型を返します。

サンプル

JavaScript
コードのコピー
<script>
        $(document).ready(function () {
            // Spreadを初期化します。
            var spread = new GC.Spread.Sheets.Workbook(document.getElementById('ss'), { sheetCount: 1 });
            // アクティブシートを取得します。
            var sheet = spread.getActiveSheet();
            // データソースは配列です。
            let dataSource = [
                {
                    "名前": "James Smith",
                    "役職": "AVP",
                    "会社": "Fox Studios",
                    "電話番号": 71,
                    "入社日": '2008年3月8日',
                    "入社年": 2008
                }
            ];
            let colInfos = [
                { name: "名前", displayName: "名前", size: "2*" },
                { name: "役職", displayName: "役職", size: "*" },
                { name: "会社", size: "*" },
                { name: "電話番号", size: "*" },
                { name: "入社日", size: 100 },
                { name: "入社年", size: 100 }
            ];
            // スタイルを作成します。
            var style = new GC.Spread.Sheets.Style();
            style.cellButtons = [
                {
                    imageType: GC.Spread.Sheets.ButtonImageType.dropdown,
                    command: "openMultiColumn",
                    useButtonStyle: true,
                }
            ];
            style.dropDowns = [
                {
                    type: GC.Spread.Sheets.DropDownType.multiColumn,
                    option: {
                        width: 600,
                        height: 150,
                        dataSource: dataSource,
                        bindingInfos: colInfos
                    }
                }
            ];
            // スタイルのフォーマッタを設定します。
            style.formatter = '=PROPERTY(@, "OFFICE")';
            // スタイルを設定します。
            sheet.setStyle(0, 1, style);
            // テキストを設定します。
            sheet.setText(0, 0, "データソースは配列であり、解析されたデータを「会社」プロパティの値に返します。");
            // ワードラップを設定します。
            sheet.getCell(0, 0).wordWrap(true);
            sheet.getCell(0, 1).wordWrap(true);
            // 列幅を設定します。
            sheet.setColumnWidth(0, 200);
            sheet.setColumnWidth(1, 400);
            // 行の高さを設定します。
            sheet.setRowHeight(0, 70);
        });
    </script>

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