SpreadJS製品ヘルプ
データ設定
機能 > ピボットテーブル > データ設定

データソースの変更をピボットテーブルに反映できます。 次のいずれかの方法でピボットテーブルのデータエリアの値を編集することもできます。

データソースの更新

ピボットテーブルのデータソースが変更されると、最新の情報を反映させるにはピボットテーブルを更新する必要があります。SpreadJSでは、ピボットテーブルのupdateSourceメソッドを使用して、データソースを更新し、ピボットテーブルに最新のデータを反映させることができます。

次の図は、「データソースの更新」ボタンを使用してデータソースの変更点をピボットテーブルに反映させる方法を示します。

ピボットテーブルのデータソースを更新する

次のサンプルコードは、データソースの変更点をピボットテーブルに反映させる方法を示します。

Javascript
コードのコピー
function refreshDataSource() {
    myPivotTable.updateSource();
}

データ値の編集

ピボットテーブルでは、データエリアの値を編集または上書きできます。 上書きされたノード値として数値型のみを設定できます。

ピボットテーブルには、小計で次の 5 種類の計算のみがサポートされます。

  1. GC.Pivot.SubtotalType.sum
  2. GC.Pivot.SubtotalType.count
  3. GC.Pivot.SubtotalType.countNums
  4. GC.Pivot.SubtotalType.max
  5. GC.Pivot.SubtotalType.min

上記のリストに小計の種類が含まれない場合、特定のセルのみが上書きされ、小計の結果は変わりません。

実行時にピボットテーブルの値を編集するには、ピボット テーブルの enableDataValueEditing オプションを true に設定します。 ただし、コードにてピボットテーブルのデータ値を上書きするには、ピボット テーブルの setNodeValue メソッドを使用します。このメソッドは、ノード情報の配列と上書きする値を受け取ります。 ノード情報の配列を取得するには、getNodeInfo メソッドを使用するか、特定の値のノード配列を作成することができます。また、ノード値を取得するには、getNodeValueを使用、上書きされたセル値リストを取得するには、getOverwriteList メソッドを使用、上書きされた値リストをクリアするには、clearOverwriteList メソッドを使用できます。ピボットテーブルのソースを更新すると、上書きされた値リストが失われることに注意してください。

メモ: JSON I/O には、上書きされた値のリストが含まれます。 ただし、ExcelIO およびピボットテーブルのシリアル化と逆シリアル化では、上書きされた値のリストが無視されます。

次の図は、実行時に小計値を編集する方法を示します。

次のサンプルコードは、enableDataValueEditing オプションを true に設定する方法を示します。

Javascript
コードのコピー
// データ値の編集を有効にします。
pivotTable.options.enableDataValueEditing = true;

次のサンプルコードは、getNodeInfo および setNodeValue メソッドを使用してピボットテーブルのデータ値を更新する方法を示します。

Javascript
コードのコピー
// 次のサンプルコードでは、ノード情報を取得することができます。
var nodeInfo = pivotTable.getNodeInfo(7, 5);
// 次のサンプルコードでは、セル (7,5) の値を変更します。
pivotTable.setNodeValue(nodeInfo, 5000);

デザイナを使用したデータ値の編集

次の図は、デザイナを使用してピボットテーブルの enableDataValueEditing プロパティを true に設定する方法を示します。