TimeDefault プロパティ

コントロールで使用するデフォルトの時刻を取得または設定します。

構文

Visual Basic
C#

'Declaration
 
Public Overridable Property TimeDefault As Date

'使用法
 
Dim instance As DateTimeCellType
Dim value As Date
 
instance.TimeDefault = value
 
value = instance.TimeDefault

public virtual DateTime TimeDefault {get; set;}

プロパティ値

デフォルトの時刻を含む DateTime オブジェクト

解説

SPREADはこのプロパティを使用して、セルに設定されていない時刻部分（通常は日付のみが入力され、時刻が無視された場合）に値を格納します。ユーザーが日付時刻型セルに日付のみを入力し、時刻を指定しなかったときは、このプロパティの値が使用されます。

ユーザーがポップアップカレンダーを使用してセルに日付を設定すると、時刻は午前0時に設定されます。この時刻を変更したい場合は、SubEditorClosedイベントをキャッチしてセルの値を変更する必要があります。

独自のサブエディタを作成して、セルに対してポップアップする時計およびカレンダーフォームを作成することもできます。これを実装する方法については、ISubEditorインタフェースを参照してください。

例

次のサンプルコードは、セルのデフォルトの日付を設定します。

C#
Visual Basic

FarPoint.Win.Spread.CellType.DateTimeCellType dt = new FarPoint.Win.Spread.CellType.DateTimeCellType(); 
dt.DateDefault = System.DateTime.Now; 
dt.TimeDefault = System.DateTime.Now; 
dt.TwoDigitYearMax = 2000;

FarPoint.Win.Spread.CellType.DateTimeCellType dt = new FarPoint.Win.Spread.CellType.DateTimeCellType(); 
dt.DateDefault = System.DateTime.Now; 
dt.TimeDefault = System.DateTime.Now; 
dt.TwoDigitYearMax = 2000;

参照

DateTimeCellType クラス
 DateTimeCellType メンバ