AutoClipboard プロパティ (FpSpread)

コンポーネントがクリップボードアクションのショートカットキーを処理するかどうかを取得または設定します。

構文

Visual Basic
C#

'Declaration
 
Public Property AutoClipboard As Boolean

'使用法
 
Dim instance As FpSpread
Dim value As Boolean
 
instance.AutoClipboard = value
 
value = instance.AutoClipboard

public bool AutoClipboard {get; set;}

プロパティ値

Boolean：クリップボードアクションのショートカットキーを自動的に処理する場合は True、それ以外の場合は False

解説

このプロパティをTrueに設定すると、スプレッドシートでクリップボードアクションのショートカットキーがサポートされます。このプロパティをFalseに設定すると、スプレッドシートでクリップボードアクションのショートカットキーはサポートされません。

ショートカットキーとそれに対応するクリップボードアクションは次の表のとおりです。

ショートカットキー	クリップボードアクション
［Ctrl］+［C］（コピー）	データをクリップボードにコピーする。
［Ctrl］+［Insert］（コピー）	データをクリップボードにコピーする。
［Ctrl］+［V］（貼り付け）	クリップボードからデータを貼り付ける。
［Ctrl］+［X］（切り取り）	データをクリップボードに切り取る。
［Shift］+［Delete］（切り取り）	データをクリップボードに切り取る。
［Shift］+［Insert］（貼り付け）	クリップボードからデータを貼り付ける。

例

次のサンプルコードは、クリップボードアクションのショートカットキーを許可するかどうかを指定します。

C#
Visual Basic

FarPoint.Win.Spread.FpSpread fpSpread1 = new FarPoint.Win.Spread.FpSpread();
FarPoint.Win.Spread.SheetView shv = new FarPoint.Win.Spread.SheetView();
fpSpread1.Location = new Point(10, 10);
fpSpread1.Height = 200;
fpSpread1.Width = 400;
Controls.Add(fpSpread1);
fpSpread1.Sheets.Add(shv);
fpSpread1.AutoClipboard = true;

Dim fpSpread1 As New FarPoint.Win.Spread.FpSpread()
Dim shv As New FarPoint.Win.Spread.SheetView()
fpSpread1.Location = New Point(10, 10)
fpSpread1.Height = 200
fpSpread1.Width = 400
Controls.Add(fpSpread1)
fpSpread1.Sheets.Add(shv)
fpSpread1.AutoClipboard = True

参照

FpSpread クラス
 FpSpread メンバ