PowerTools SPREAD for Windows Forms 10.0J
ScrollTipPolicy プロパティ (FpSpread)


このコンポーネントで、ユーザーがスクロールボックスを移動したときにスクロールヒントを表示するかどうかを取得または設定します。
構文
'Declaration
 
Public Property ScrollTipPolicy As ScrollTipPolicy
'使用法
 
Dim instance As FpSpread
Dim value As ScrollTipPolicy
 
instance.ScrollTipPolicy = value
 
value = instance.ScrollTipPolicy
public ScrollTipPolicy ScrollTipPolicy {get; set;}

プロパティ値

ユーザーがスクロール ボックスを移動したときに SPREADがテキスト チップを表示するかどうかを決定する ScrollTipPolicy 設定
解説

このプロパティを使用すると、ユーザーに行番号(垂直スクロールの場合)または列番号(水平スクロールの場合)を知らせることができます。スクロールバーの上にポインタを置くと、ToolTipウィンドウが現れて番号が表示されます。

次の図は典型的なスクロールバーチップの例を示します。垂直スクロールバーの横に行番号が表示されています。

デフォルトでは、スクロールバーチップは自動的に表示されません。

もちろん、スクロールバーチップを表示するためにはスクロールバーを表示する必要があります。

デフォルトのスクロールバーチップの外観は、システム設定とその他のデフォルト設定によって決まります。また、TextTipAppearanceプロパティ、およびTipAppearanceクラスのメンバによっても、外観を設定できます。

次のサンプル コードは、SPREADのスクロール バーのさまざまな側面を指定します。サイズはデフォルトのサイズより大きくなります。水平にスクロールする場合は、ユーザーがスクロール ボックスを動かすのに合わせてスプレッドシートがスクロールします。垂直にスクロールする場合は、スクロール バー チップに行数が表示されますが、スクロール ボックスを離すまでスプレッドシートはスクロールしません。
FarPoint.Win.Spread.FpSpread fpSpread1 = new FarPoint.Win.Spread.FpSpread();
FarPoint.Win.Spread.SheetView shv = new FarPoint.Win.Spread.SheetView();
fpSpread1.Location = new Point(10, 10);
fpSpread1.Height = 200;
fpSpread1.Width = 400;
Controls.Add(fpSpread1);
fpSpread1.Sheets.Add(shv);
fpSpread1.ScrollTipPolicy = FarPoint.Win.Spread.ScrollTipPolicy.Both;
Dim fpSpread1 As New FarPoint.Win.Spread.FpSpread()
Dim shv As New FarPoint.Win.Spread.SheetView()
fpSpread1.Location = New Point(10, 10)
fpSpread1.Height = 200
fpSpread1.Width = 400
Controls.Add(fpSpread1)
fpSpread1.Sheets.Add(shv)
fpSpread1.ScrollTipPolicy = FarPoint.Win.Spread.ScrollTipPolicy.Both
参照

FpSpread クラス
FpSpread メンバ
TipAppearance クラス
ScrollTipPolicy 列挙体

開発者ガイド

スクロールバー

 

 


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