UserEntry プロパティ

データがコントロールに提供されたときの検証方法を取得または設定します。

構文

Visual Basic
C#

'Declaration
 
Public Overridable Property UserEntry As UserEntry

'使用法
 
Dim instance As SuperEditBase
Dim value As UserEntry
 
instance.UserEntry = value
 
value = instance.UserEntry

public virtual UserEntry UserEntry {get; set;}

プロパティ値

ユーザー入力の処理方法を決定するUserEntry設定

解説

このプロパティは、コントロールに無効な文字が提供されないようにするか、あるいはユーザー入力またはコードによってどのような値でも提供できるようにします。有効な文字かどうかは、コントロールとそのプロパティ設定によって決まります。

このプロパティを UserEntry.Formatted に設定すると、コントロールはユーザーによる入力や貼り付け、またはコードやデータベースから提供されるすべての文字をその提供時に検証します。有効な文字の基準を満たさない文字はすべてブロックされ、UserError イベントが発生します。

このプロパティを UserEntry.FreeFormat に設定すると、コントロールは提供されたデータをすべて受け付けます。

すべての編集コントロールは、フォーカスを失ったときに提供されたデータを検証できます。コントロールがフォーカスを失ったときに無効な文字または無効とみなされる値を含む場合、InvalidData イベントが発生します。無効な値は書式設定されません。値が有効な場合、コントロールはその値を書式設定し、関連するプロパティ設定で指定された通貨記号などの定義済み記号を追加します。

このプロパティは SuperEditBase クラスから使用できます。

例

C#
Visual Basic

privatevoidForm1_Load(objectsender,System.EventArgse)
{
control.InvalidOption=FarPoint.Win.InvalidOption.HideData;
control.InvalidColor=Color.Blue;
control.UserEntry=FarPoint.Win.UserEntry.FreeFormat;
control.CausesValidation=true;
control.Text="InvalidColor";
}

privatevoidbutton1_Click(objectsender,System.EventArgse)
{
control.ResetInvalidColor();
}

PrivateSubForm1_Load(ByValsenderAsSystem.Object,ByValeAsSystem.EventArgs)HandlesMyBase.Load
control.InvalidOption=FarPoint.Win.InvalidOption.HideData
control.InvalidColor=Color.Blue
control.UserEntry=FarPoint.Win.UserEntry.FreeFormat
control.CausesValidation=True
control.Text="InvalidColor"
EndSub

PrivateSubButton1_Click(ByValsenderAsSystem.Object,ByValeAsSystem.EventArgs)HandlesButton1.Click
control.ResetInvalidColor()
EndSub

参照

SuperEditBase クラス
 SuperEditBase メンバ
 UserEntry 列挙体
 InvalidData イベント
 UserError イベント