PowerTools SPREAD for Windows Forms 10.0J > 開発者ガイド > マルチタッチ機能 > SPREADのタッチ操作 > タッチ操作によるInputManセルの使用 > タッチ操作によるInputManセルのコンテキストメニュー |
InputManセルでは、タッチ操作時にコンテキストメニューを拡大表示できます。コンテキストメニューは、InputManセルの編集中にマウス操作で右クリック、またはタッチ操作で長押しすると表示されます。
タッチ操作時のコンテキストメニューの表示倍率を設定するには、InputManセルの基本クラスを表すInputManCellTypeBaseクラスのTouchContextMenuScaleプロパティを使用します。既定値は1.5です。
次の図は、マウス操作、およびタッチ操作で表示されるコンテキストメニューです。
マウス操作 |
タッチ操作(マウス操作の1.5倍) |
マウス操作時のコンテキストメニューは、.NET FrameworkのContextMenuコントロールを使用して作成されますが、タッチ操作時のコンテキストメニューはContextMenuStripコントロールを使用して作成されます。そのため、背景色や区切り線など外観が異なります。 |
次のサンプルコードは、タッチ操作時のコンテキストメニューの表示倍率を2.5倍に設定します。
C# |
コードのコピー
|
---|---|
GrapeCity.Win.Spread.InputMan.CellType.GcTextBoxCellType imtc = new GrapeCity.Win.Spread.InputMan.CellType.GcTextBoxCellType();
imtc.TouchContextMenuScale = 2.5F;
fpSpread1.ActiveSheet.Columns[0].CellType = imtc;
|
Visual Basic |
コードのコピー
|
---|---|
Dim imtc As New GrapeCity.Win.Spread.InputMan.CellType.GcTextBoxCellType() imtc.TouchContextMenuScale = 2.5F FpSpread1.ActiveSheet.Columns(0).CellType = imtc |