PowerTools SPREAD for Windows Forms 10.0J
製品の概念

SPREAD for Windows Formsは、グリッド機能とスプレッドシート機能を組み合わせ、データソースへの連結機能も備えた、Windowsフォームアプリケーション向けの包括的なデータグリッドコンポーネントです。 1つのコンポーネントでは最大20億のシートを扱うことができ、1つのシートには行と列をそれぞれ最大20億まで含めることができます。 異なるシートのセルを参照できるため、別のシート内にあるさまざまなデータや数式を使用した計算を実行できます。

SPREADコンポーネントは、ツールバーとナビゲーション機能、およびシートコレクションを持ちます。シートは行、列、セル、およびヘッダの各オブジェクトから形成されます。

付属のGUIデザイナを使用してグリッドのデザインを行うことができ、セルの書式、罫線や背景色、フォントなど各種の外観スタイルを直観的に設定できます。シートのセルおよびスキンのスタイルを使用すると、外観をカスタマイズして保存し、他のセル グループやシート全体に適用することも可能です。

コンポーネント内のデータは、Microsoft Excelと互換性のあるBIFF8形式またはXLSXファイルのほか、テキストファイルやSPREAD XMLファイルにも保存できます。

また、デフォルトモデルを使用したり、継承によってこれらを拡張したりすることができます。 モデルの詳細については、「オブジェクトモデル」を参照してください。

次の図は、SPREAD for Windows Formsの全体的な概念を示します。

概念図(Spread for Windows Forms)

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