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セル、セル範囲、計算値、または数式を参照するカスタム名を設定できます。カスタム名は、シート内の特定の情報を表す識別子として、数式で使用できます。この場合、数式の評価時に、カスタム名の値が参照および評価されます。
対象のシートに限り有効な、シートレベルのカスタム名、またはコントロールのすべてのシートで有効な、コントロールレベルのカスタム名を作成できます。シートレベルのカスタム名は、適用範囲が対象のシートに限定されるので、複数のシートで同じ名前を使用することができます。
SheetViewクラスのAddCustomNameメソッドを使用します。メソッドの引数「sheetViewScope」をtrueに設定することでシートレベル、falseに設定することでコントロールレベルのカスタム名を作成できます。
次のサンプルコードは、セルを表すカスタム名を作成しています。
C# |
コードのコピー
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fpSpread1.Sheets[0].AddCustomName("test", "$B$1", 0, 0); |
Visual Basic |
コードのコピー
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FpSpread1.Sheets(0).AddCustomName("test", "$B$1", 0, 0) |
次のサンプルコードは、計算値を表すカスタム名を作成しています。
C# |
コードのコピー
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fpSpread1.Sheets[0].AddCustomName("alpha", "101", 0, 0); |
Visual Basic |
コードのコピー
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FpSpread1.Sheets(0).AddCustomName("alpha", "101", 0, 0) |
次のサンプルコードは、セル範囲を表すカスタム名を作成しています。
C# |
コードのコピー
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fpSpread1.Sheets[0].AddCustomName("Sales", "Sheet1!$F$20:$F$50", 0, 0); |
Visual Basic |
コードのコピー
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FpSpread1.Sheets(0).AddCustomName("Sales", "Sheet1!$F$20:$F$50", 0, 0) |