MESCIUS SPREAD for Windows Forms 15.0J
GetCompositeInfo メソッド (BaseSheetStyleModel)
使用例 

モデル内のセルの行インデックス。列全体またはモデルデフォルトを指定する場合は-1を指定します。
モデル内のセルの列インデックス。行全体またはモデルデフォルトを指定する場合は-1を指定します。
セルの交互行のインデックス。交互スタイルを使用しない場合は-1を指定します。
スタイルの構成先のStyleInfoオブジェクト。 Nullの場合は、新しいStyleInfoが作成され、使用されます。
指定したセル、列、行、またはモデルデフォルトの設定の 複合体としてのスタイル情報を取得します。
構文
'宣言
 
Public Overridable Function GetCompositeInfo( _
   ByVal row As Integer, _
   ByVal column As Integer, _
   ByVal altIndex As Integer, _
   ByVal destInfo As StyleInfo _
) As StyleInfo
public virtual StyleInfo GetCompositeInfo( 
   int row,
   int column,
   int altIndex,
   StyleInfo destInfo
)

パラメータ

row
モデル内のセルの行インデックス。列全体またはモデルデフォルトを指定する場合は-1を指定します。
column
モデル内のセルの列インデックス。行全体またはモデルデフォルトを指定する場合は-1を指定します。
altIndex
セルの交互行のインデックス。交互スタイルを使用しない場合は-1を指定します。
destInfo
スタイルの構成先のStyleInfoオブジェクト。 Nullの場合は、新しいStyleInfoが作成され、使用されます。

戻り値の型

スタイル(書式)設定を含むStyleInfoオブジェクト
解説

この実装は何もせずにnullを返します。

スタイルモデルにおける「直接」(Direct)とは、「複合していない」または「継承されていない」ことを意味します。GetDirectInfoは、指定したセル、列、または行に直接設定されているスタイルプロパティを返します。上位の階層(モデル全体など)で設定されている設定は返しません。それに対してこのメソッド(GetCompositeInfo)は、セル、列、または行を描画・編集するためのすべての設定を含む1つのStyleInfoオブジェクトに「構成」または「マージ」されたスタイルプロパティを返します。これには継承された設定も含まれます。ビューポートコントロールは各セルのレンダリングに複合スタイルを使用します。

スタイルの優先順位という観点では、直接セルスタイルは直接行スタイルを、直接行スタイルは直接列スタイルを、直接列スタイルはモデルデフォルトスタイルをそれぞれオーバーライドします。

許容値という観点では、直接行スタイルでは列全体を表すために-1を、直接列スタイルでは行全体を表すために-1を、モデルデフォルトスタイルではすべての行と列を表すために-1をそれぞれ使用します。

使用例
次のサンプルコードでは、このメンバを使用して、セルの複合情報を返しています。
FarPoint.Win.Spread.Model.BaseSheetStyleModel styleModel;
FarPoint.Win.Spread.StyleInfo sInfo = new FarPoint.Win.Spread.StyleInfo();
styleModel = (FarPoint.Win.Spread.Model.BaseSheetStyleModel)fpSpread1.ActiveSheet.Models.Style;
styleModel.GetCompositeInfo(0, 0, 1, sInfo);
Dim styleModel As FarPoint.Win.Spread.Model.BaseSheetStyleModel
Dim sInfo As New FarPoint.Win.Spread.StyleInfo()
styleModel = fpSpread1.ActiveSheet.Models.Style
styleModel.GetCompositeInfo(0, 0, 1, sInfo)
参照

BaseSheetStyleModel クラス
BaseSheetStyleModel メンバ

 

 


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