GetRowHeaderCellFromPixel(Int32,Int32) メソッド

指定されたポインタ位置の行ヘッダセルの行インデックスと列インデックスを取得します。

構文

Visual Basic
C#

'宣言
 
Public Overloads Function GetRowHeaderCellFromPixel( _
   ByVal x As Integer, _
   ByVal y As Integer _
) As CellRange

public CellRange GetRowHeaderCellFromPixel( 
   int x,
   int y
)

パラメータ

x: ポインタ位置のX座標（ピクセル単位）
y: ポインタ位置のY座標（ピクセル単位）

戻り値の型

指定されたポインタ位置にあるセルの行および列インデックスを含むCellRangeオブジェクト。指定された位置にセルがない場合は(-1, -1, 0, 0)。

解説

このメソッドは、行座標と列座標および行数と列数で構成される CellRange オブジェクトを返します。ピクセル位置にセルが存在する場合は、CellRange(row, column, 1, 1) が返されます（row と column はそれぞれ、セルの行インデックスと列インデックスを表します）。ピクセル位置にセルが存在しない場合は、CellRange(-1, -1, 0, 0) が返されます。

x パラメータと y パラメータを使用して、ポインタ（カーソル）の表示位置（ピクセル）を指定します。

このメソッドが返すのはシートの列ヘッダ内のピクセル位置に対応するセル情報のみで、データ領域のセルやシートの隅、または SPREADのその他の部分については、セル情報は返されません。データ領域のセルについては、GetCellFromPixel メソッドを使用してください。行ヘッダ内のセルについては、GetRowHeaderCellFromPixel メソッドを使用してください。

使用例

次のサンプルコードは、GetRowHeaderCellFromPixelメソッドを使用します。

C#
VB.NET

private void fpSpread1MouseDown(object sender, System.Windows.Forms.MouseEventArgs e) 
{
    FarPoint.Win.Spread.SpreadView sv = fpSpread1.GetRootWorkbook();

    FarPoint.Win.Spread.Model.CellRange cr;

    cr = sv.GetRowHeaderCellFromPixel(e.X, e.Y);
    textBox1.Text = "You are in row header " + cr.Row.ToString();
}

Private Sub FpSpread1MouseDown(ByVal sender As Object, ByVal e As System.Windows.Forms.MouseEventArgs) Handles FpSpread1.MouseDown
    Dim sv As FarPoint.Win.Spread.SpreadView = FpSpread1.GetRootWorkbook()

    Dim cr As FarPoint.Win.Spread.Model.CellRange

    cr = sv.GetRowHeaderCellFromPixel(e.X, e.Y)
    TextBox1.Text = "You are in row header " & cr.Row.ToString()
End Sub

参照

SpreadView クラス
 SpreadView メンバ
 オーバーロード一覧