ヘッダが切り捨てられないようにするには、ユーザーはExcelと同様に行幅を自動的に増やすようにヘッダを構成できます。
SPREAD for Windows Formsは、ユーザーがスプレッドシートの行(1,000、10,000など)を超えてスクロールしたときにテキストに対応するために、行ヘッダラベルの幅の自動拡張をサポートします。
ワークシートをスクロールしている間、Spreadコントロールは行ヘッダーの幅を拡張して、次のルールに従って行ラベルを完全に表示します。
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FpSpreadクラスのRowHeaderAutoWidthMaxプロパティを使用して、スプレッドシートの自動展開機能を有効にすることができます。 このプロパティは、次の点に従って、行ヘッダを拡張できる最大幅を示します。
- デフォルトでは、RowHeaderAutoWidthMaxプロパティの値は-1に設定されています。
- このプロパティの値が0の場合、自動展開機能が無効になっていることを意味します。
- このプロパティの値が正の数に設定されている場合、行ヘッダの幅はRowHeaderAutoWidthMax以下である必要があります。
- また、このプロパティの値が負の数に設定されている場合、行ヘッダの幅はSpreadコントロールによって自動的に計算されます。
- 行ヘッダの自動拡張機能が有効になっている場合、rowHeader.Columns [SheetView.RowHeaderAutoTextIndex]の幅は-1である必要があります。
- 行ヘッダに複数の列が含まれている場合、1つの列だけが行インデックスを自動的に表示します(SheetViewクラスのRowHeaderAutoTextIndexプロパティで示されます)。自動展開機能は、その特定の列でのみ機能します。 また、この機能を操作させるには、ユーザーはその幅が-1に設定されていることを確認する必要があります。