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GcCharMask型セルが提供する入力機能について解説します。
GcCharMask型セルは、FormatString プロパティにより書式を設定することで入力可能な文字種を制限することができます。また、AutoConvert プロパティを使用して指定の書式に自動的に変換することも可能です。
GcCharMask型セルに設定可能な文字種等の詳細については、「書式の設定(GcCharMask型セル)」で解説します。
キャラクタボックスコントロールでは、InputDirection プロパティを使って、テキストの入力方向を設定することができます。コントロールへの入力内容に応じてテキストの入力方向を設定することで、自然な入力を実現することができます。
たとえば、文字列や番号のような入力の場合、CharMaskInputDirection.LeftToRight(左から右へ)、数値や金額などを入力する場合はCharMaskInputDirection.RightToLeft (右から左へ)のように設定することができます。
AcceptsCrLf プロパティを使用してクリップボードへ改行を含む文字列をコピー、または貼り付けた場合の改行コードの扱いを設定できます。AcceptsCrLf プロパティは、CrLfMode 列挙体を使用して次の値を設定できます。
AcceptsCrLfの値 | 説明 |
---|---|
NoControl | 改行コードはそのままでコピー、貼り付けを行います。 |
Filter | 全ての改行コードを削除しコピー、貼り付けを行います。 |
Cut | 最初の改行コード以降の文字列を削除します。標準コントロールと同じ動作です。 |