GcDateTime型セルの表示領域は、通常、リテラル文字列と入力フィールドの2種類に分かれており、ナビゲーションや選択などの操作は、リテラル文字列と入力フィールドの位置関係による影響を受けます。
以下はGcDateTime型セルが既定で使用しているキーの一覧です。
ナビゲーション
操作 |
説明 |
[←] |
1つ前の非リテラル文字または行の先頭にキャレットを移動します。挿入モードでは、入力フィールドの末尾にキャレットを移動します。選択された部分がある場合は、選択が解除されてその部分の左端にキャレットが置かれます。 |
[→] |
次の非リテラル文字または行の末尾にキャレットを移動します。挿入モードでは、入力フィールドの末尾にキャレットが移動します。選択された部分がある場合は、選択が解除されてその部分の右端にキャレットが置かれます。 |
[↑] |
SpinオブジェクトのIncrement プロパティで設定した値を単位として、キャレットが現在置かれているフィールドの値を増加させます。キャレットがリテラル文字列内に置かれているときには、操作は無視されます。
※SpinオブジェクトのSpinOnKeysプロパティがFalseに設定されているときは、1つ上のセルに移動します。 |
[↓] |
SpinオブジェクトのIncrement プロパティで設定した値を単位として、キャレットが現在置かれているフィールドの値を減少させます。キャレットがリテラル文字列内に置かれているときには、操作は無視されます。
※SpinオブジェクトのSpinOnKeysプロパティがFalseに設定されているときは、1つ下のセルに移動します。 |
[Ctrl]+[←] |
現在のまたは1つ前の入力フィールドの先頭か、行の先頭にキャレットを移動します。選択された部分がある場合は、選択が解除されてその部分の左端にキャレットが置かれます。 |
[Ctrl]+[→] |
次の入力フィールドまたは行の末尾にキャレットを移動します。選択された部分がある場合は、選択が解除されてその部分の右端にキャレットが置かれます。 |
[Home] |
最初の入力フィールドの先頭または行の先頭にキャレットが移動します。 |
[End] |
最後の入力フィールドの終了位置または行の末尾にキャレットを移動します。 |
[Ctrl]+[Home] |
セル内のテキストの先頭にキャレットを移動します。 |
[Ctrl]+[End] |
セル内のテキストの末尾にキャレットを移動します。 |
[Tab]または[Shift]+[Tab] |
TabAction プロパティが「Control」に設定されている場合には、前または次のセルにフォーカスが移動します。TabAction プロパティが「Field」に設定されている場合には、1つ前または次の入力フィールドにキャレットが移動します。最初または最後のフィールドに達した場合、前または次のセルにフォーカスが移動します。 |
|
Spinボタンが有効になっている場合、セルが編集状態のときにマウスホイールを操作すると、[↑]キーまたは[↓]キーを押したときと同じ動作を実現できます。ただし、ドロップダウンカレンダーが表示されている場合は、マウスホイールでSpinボタンを操作することはできません。 |
選択
操作 |
説明 |
[Shift]+[←] |
1つ前の文字を選択します。上書きモードでは、点滅しているブロックカーソルの1つ前にある文字が最初に選択されます。 |
[Shift]+[→] |
次の文字を選択します。上書きモードでは、点滅しているブロックカーソルの位置にある文字が最初に選択されます。 |
[Ctrl]+[Shift]+[←] |
現在のキャレット位置から現在または1つ前のフィールドの先頭位置まで、もしくは行の先頭までを選択します。上書きモードでは、点滅しているブロックカーソルの位置にある文字は選択されません。 |
[Ctrl]+[Shift]+[→] |
現在のキャレット位置から次のフィールドの先頭まで、または行の末尾までを選択します。上書きモードでは、点滅しているブロックカーソルの位置にある文字も選択されます。 |
[Shift]+[Home] |
現在のキャレット位置から最初の非リテラル文字列の先頭まで、または行の先頭までを選択します。上書きモードでは、点滅しているブロックカーソルの位置にある文字は選択されません。 |
[Shift]+[End] |
現在のキャレット位置から最後の非リテラル文字列の末尾まで、または行の末尾までを選択します。上書きモードでは、点滅しているブロックカーソルの位置にある文字も選択されます。 |
[Ctrl]+[Shift]+[Home] |
現在のキャレット位置から行の先頭までを選択します。上書きモードでは、点滅しているブロックカーソルの位置にある文字は選択されません。 |
[Ctrl]+[Shift]+[End] |
現在のキャレット位置から行の末尾までを選択します。上書きモードでは、点滅しているブロックカーソルの位置にある文字も選択されます。 |
[Shift]+[Click] |
現在のキャレット位置からクリックした位置までを選択します。 |
ダブルクリック |
ダブルクリックしたフィールドを選択します。 |
クリック+ドラッグ |
マウスでドラッグした範囲を選択します。 |
[Shift]+ダブルクリック |
現在のキャレット位置からダブルクリックしたフィールドまでを選択します。 |
[Ctrl]+クリック |
セルに含まれるすべての内容を選択します。 |
トリプルクリック |
セルに含まれるすべての内容を選択します。 |
編集
操作 |
説明 |
[Del] |
次の非リテラル文字を削除します。削除できるのは、入力フィールド内の文字だけです。選択された部分や上書きモードで点滅しているブロックカーソルの位置にある文字は最初に削除されます。 |
[BackSpace] |
1つ前の非リテラル文字を削除します。選択された部分は最初に削除されるので注意してください。 |
[Ctrl]+[Del] |
現在のキャレット位置から入力フィールドの最後の文字までを削除します。キャレットがリテラル文字列に位置している場合、削除はできません。選択された部分は最初に削除されるので注意してください。 |
[Ctrl]+[BackSpace] |
現在のキャレット位置と現在または1つ前の入力フィールドの先頭との間にある文字を削除します。選択された部分は最初に削除されるので注意してください。 |
[Ctrl]+[C] |
選択されたテキストをクリップボードにコピーします。 |
[Ctrl]+[V] |
クリップボードのテキストをセルに貼り付けます。 |
[Ctrl]+[X] |
選択されたテキストを切り取り、クリップボードにコピーします。 |
[Ctrl]+[A] |
セルに含まれるすべての内容を選択します。 |
[Ctrl]+[Z] |
編集前またはフォーカス取得時の値に戻します。 |
[Ctrl]+[Ins] |
選択されたテキストをクリップボードにコピーします。 |
[Shift]+[Del] |
選択されたテキストを切り取り、クリップボードにコピーします。SelectedLengthが0のときは、[BackSpace]キーと同じ処理が行われます。 |
[Shift]+[Ins] |
クリップボードのテキストをセルに貼り付けます。 |
参照