MESCIUS SPREAD for Windows Forms 15.0J
複数シートの選択

SPREAD for Windows Formsでは、複数のワークシートを選択することができます。本機能はデフォルトで有効であり、選択した複数シートに対して削除、非表示、移動、コピー、タブ色の設定など様々な操作を実行できます。次の画像は、ワークブックの選択したワークシート(シート1、シート2、シート3)を表示します。

複数シートの選択

ワークシートの選択状態をキーボードやマウスクリック動作で変更できます。ただし、アクティブシートが常に選択状態であり、選択を解除することができません。

UI操作 選択したシートタブ 未選択のシートタブ
クリック クリックされたシートをアクティブシートに設定します。

クリックされたシートをアクティブシートに設定して、選択したシートの選択を解除します。

すべてのシートが選択状態の場合ノンアクティブシートをクリックすると、クリックされたシートがアクティブシートになり、他のシートが未選択状態になります。

[Ctrl]+[クリック]や

[Cmd] + [クリック]

選択された(アクティブでない)シートの選択を解除します。 クリックされたシートが選択シートに追加されます。
[Shift] + [クリック]

選択状態や未選択状態のシートの場合、この操作で

  • アクティブシートとクリックされたシートの間の全シートが選択されます。
  • 上記範囲以外のワークシートの選択状態を解除します。

選択した複数のワークシートに対してカスタム操作を実行することもできます。 例えば:  

設定するメソッド

IWorksheetsインタフェースのSelect (bool replace = true)メソッドを使用できます。このメソッドは、オプションのパラメーターreplaceを受け入れます。

IWorkbookインタフェースのSelectedSheetsプロパティを使用してワークブックの選択したシートを取得できます。

使用例

本使用例では、ワークブックにシートを6つ初期化して、それらを保持または置換することによって複数のシートを選択し、選択されたシートの数を取得します。

C#
コードのコピー
fpSpread1.Sheets.Count = 6;

//シートを選択するには、配列文字列を指定します。
fpSpread1.AsWorkbook().Worksheets[new string[] { "Sheet2" }].Select();

//複数シートを選択 - 古いシート選択を置き換えます。
fpSpread1.AsWorkbook().Worksheets["Sheet3", "Sheet4"].Select(true);

//複数シートを選択 - 古いシート選択を保持します。
fpSpread1.AsWorkbook().Worksheets["Sheet5", "Sheet6"].Select(false);

//選択されたシートの数を取得します。
MessageBox.Show(fpSpread1.AsWorkbook().SelectedSheets.Count.ToString());

VB
コードのコピー
fpSpread1.Sheets.Count = 6

'シートを選択するには、配列文字列を指定します。
fpSpread1.AsWorkbook().Worksheets((New String() {"Sheet2"})).[Select]()

'複数シートを選択 - 古いシート選択を置き換えます。      
fpSpread1.AsWorkbook().Worksheets("Sheet3", "Sheet4").[Select](True)

'複数シートを選択 - 古いシート選択を保持します。
fpSpread1.AsWorkbook().Worksheets("Sheet5", "Sheet6").[Select](False)

'選択されたシートの数を取得します。
MessageBox.Show(fpSpread1.AsWorkbook().SelectedSheets.Count.ToString())

 

 


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