MESCIUS SPREAD for Windows Forms 15.0J
メソッドを使用してスパークラインの追加

縦棒、折れ線、または勝敗スパークラインを追加するには、AddSparklineメソッドを使用できます。次の図に示すように、スパークラインは「-8」の最小軸と「15」の最大軸で作成されます。

Sparkline Types and Data

縦棒スパークラインは縦棒グラフのように値を描画して、折れ線スパークラインは折れ線グラフのように描画します。そして、勝敗スパークラインは等しいサイズのポイントを描画します。負の値は軸より下方向に描画し、正の値は軸の上方向に描画します。

これらのスパークラインは、ExcelSparklineSettingクラスを使用して、マーカーの負のポイントまたは色、および頂点(山)、頂点(谷)、負のポイント、始点、終点の色を表示するなど、他のスタイルやプロパティを追加することで強化できます。

メモ:数式を使用して、縦棒、折れ線、または勝敗スパークラインも追加できます。詳細については、「縦棒、折れ線、または勝敗スパークライン」トピックを参照します。

サンプルコード

次のサンプルコードは、セルに縦棒スパークラインを作成し、負の値と系列の色を表示する方法を示します。

C#
コードのコピー
FarPoint.Win.Spread.SheetView sv = new FarPoint.Win.Spread.SheetView();
FarPoint.Win.Spread.Chart.SheetCellRange data = new FarPoint.Win.Spread.Chart.SheetCellRange(sv, 0,0,1, 5);
FarPoint.Win.Spread.Chart.SheetCellRange data2 = new FarPoint.Win.Spread.Chart.SheetCellRange(sv, 5,0,1,1);
FarPoint.Win.Spread.ExcelSparklineSetting ex = new FarPoint.Win.Spread.ExcelSparklineSetting();
ex.ShowMarkers = true;
ex.ShowNegative = true;
ex.NegativeColor = Color.Red;
// 縦棒や勝敗の種別を使用します。
ex.SeriesColor = Color.Olive;
fpSpread1.Sheets[0] = sv;
sv.Cells[0, 0].Value = 2;
sv.Cells[0, 1].Value = 5;
sv.Cells[0, 2].Value = 4;
sv.Cells[0, 3].Value = -1;
sv.Cells[0, 4].Value = 3;
fpSpread1.Sheets[0].AddSparkline(data, data2, FarPoint.Win.Spread.SparklineType.Column, ex);
VB
コードのコピー
Dim sv As New FarPoint.Win.Spread.SheetView()
Dim data As New FarPoint.Win.Spread.Chart.SheetCellRange(sv, 0, 0, 1, 5)
Dim data2 As New FarPoint.Win.Spread.Chart.SheetCellRange(sv, 5, 0, 1, 1)
Dim ex As New FarPoint.Win.Spread.ExcelSparklineSetting()
ex.ShowMarkers = True
ex.ShowNegative = True
ex.NegativeColor = Color.Red
' 縦棒や勝敗の種別を使用します。
ex.SeriesColor = Color.Olive
fpSpread1.Sheets(0) = sv
sv.Cells(0, 0).Value = 2
sv.Cells(0, 1).Value = 5
sv.Cells(0, 2).Value = 4
sv.Cells(0, 3).Value = -1
sv.Cells(0, 4).Value = 3
fpSpread1.Sheets(0).AddSparkline(data, data2, FarPoint.Win.Spread.SparklineType.Column, ex)

SPREAD デザイナの使用

  1. デザイナにてセルやセルの列または行にデータを入力します。
  2. スパークラインを表示するセルを選択します。
  3. 挿入]メニューを選択します。
  4. スパークラインの種類を選択します。
  5. スパークラインの作成]ダイアログボックスにデータ範囲(たとえば、=Sheet1!$E$1:$E$3)を設定します。ポインタを使用して範囲内のセルを選択することで、範囲を設定することもできます。

  6. OK]をクリックします。
  7. ファイル]メニューから[適用して終了]を選択し、変更を保存して SPREAD デザイナを終了します。

詳細については、次のトピックを参照します。

 

参照

 

 


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