MESCIUS SPREAD for Windows Forms 15.0J
Excel互換のキーボードショートカットの使用

キーボードショートカットを使用すると、時間を節約して効率を向上することができます。SPREAD for WinFormsに用意されているExcelCompatibleKeyboardShortcutsプロパティをtrueに設定して、Excel互換のキーボードショートカットを使用できます。

メモExcelCompatibleKeyboardShortcutsプロパティがtrueに設定されている場合、対応されているショートカットとその動作は、Excelの動作と一致するように次のリリースで変更される可能性があります。

次の表は、Excel互換のキーボードショートカットを表しています。

ショートカット 説明
[Ctrl]+[Shift]+[@] Excelと同様に、セルに数式を表示することと、計算値を表示することを切り替えます。
[Ctrl]+[1] [セルの書式設定] ダイアログ ボックス を開きます。
[Ctrl]+[Shift]+ [F5] カード(.NETデータオブジェクトの場合)を表示します。
[Ctrl]+[K] [ハイパーリンクの挿入] ダイアログ ボックス を開きます。
[Ctrl]+[Enter] 選択したセル範囲に、アクティブセルと同じ値を入力します。
[Tab]

ワークシート内の右側の次のセルに移動します。

テーブルの場合、アクティブセルがテーブルの最後列にあるときに

  • テーブルの最後行が選択されている場合、新しいデータ行を追加し、アクティブセルを新しい行の最初のセルに移動します
  • それ以外の場合は、次の行の最初のセル(または、現在の行が最後の場合は最初行の最初のセル)に移動します。

[Shift]+[Tab]

アクティブセルを左側の前のセルに移動します。

アクティブセルがテーブルの最初列にある場合は、前の行の最後のセル(または、現在の行が最初の場合は最後の行の最後のセル)に移動します。

[Ctrl]+[A]

隣接セルを選択します。[Ctrl]+[A]を使用するたびにワークシート全体を選択します。

アクティブセルがテーブルに属している場合は、テーブルのデータ範囲を選択します。2 回押すと、テーブル範囲を選択します。3 回押すと、ワークシート全体が選択されます。

[Ctrl]+[Shift]+[+] 挿入ダイアログを表示し切り取ったセルまたはコピーしたセルを挿入します。

次のサンプルコードは、ExcelCompatibleKeyboardShortcutsプロパティをtrueに設定し、上記のショートカットを使用できるようにします。

C#
コードのコピー
// ExcelCompatibleKeyboardShortcuts機能をtrueに設定します。
 fpSpread1.Features.ExcelCompatibleKeyboardShortcuts = true;
// セルに値を設定します。
 fpSpread1.ActiveSheet.Cells["A1"].Value = 10;
 fpSpread1.ActiveSheet.Cells["B1"].Value = 20;
 // セルに数式を設定します。
 fpSpread1.ActiveSheet.Cells["C1"].Formula = "SUM(A1: B2)";

VB
コードのコピー
' ExcelCompatibleKeyboardShortcuts機能をtrueに設定します。
fpSpread1.Features.ExcelCompatibleKeyboardShortcuts = True
' セルに値を設定します。
fpSpread1.ActiveSheet.Cells("A1").Value = 10
fpSpread1.ActiveSheet.Cells("B1").Value = 20
' セルに数式を設定します。
fpSpread1.ActiveSheet.Cells("C1").Formula = "SUM(A1: B2)"

 

 


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