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書式の設定(GcDateTime型セル)

GcDateTime型セルの主要機能である書式フィールドの設定とその活用方法について解説します。

書式の設定

GcDateTime型セルの書式には、入力用と表示用の2つがあり、それぞれ入力フィールドと表示フィールドを使って書式を設定します。 入力書式は、セルが編集状態のときの書式で、表示書式はセルが非編集状態のときの書式です。 入力フィールドを設定するには、Fields プロパティが参照するDateTimeFieldCollectionInfo クラスを使用します。DateFieldCollectionInfo は、コントロール内の各フィールドを表すDateFieldのコレクションを保持するクラスです。

一方、表示フィールドを設定するには、DisplayFields プロパティが参照するDateTimeDisplayFieldCollectionInfo クラスを使用します。DateDisplayFieldCollectionInfo は、コントロール内の各フィールドを表すDateDisplayFieldのコレクションを保持するクラスです。

GcDateTime型セルの書式を設定するには、それぞれのコレクションのAdd メソッドもしくはAddRange メソッドを使用して直接フィールドオブジェクトを追加する方法と、AddRange メソッドのオーバーライドの1つを使用して、キーワード文字列によりフィールドを自動生成する方法があります。それぞれの方法による書式の設定方法については、以下のトピックを参照してください。

フィールドの操作方法
フィールドコレクション内の特定のフィールドにアクセスする場合、次のいずれかの方法を使うことができます。

コレクションのインデックスがわかっている場合は、インデックスを使ってフィールドを取得することができます。

サンプルコード

次のサンプル コードは、インデックスを使ってフィールドを取得する例です。ここではGcDateTime型セルの3番目のフィールドを取得する例です。

C#
コードのコピー
GrapeCity.Win.Spread.InputMan.CellType.GcDateTimeCellType gdcell = new GrapeCity.Win.Spread.InputMan.CellType.GcDateTimeCellType();
GrapeCity.Win.Spread.InputMan.CellType.Fields.DateFieldInfo myField = gdcell.Fields[2];
Visual Basic
コードのコピー
Dim gdcell = New GrapeCity.Win.Spread.InputMan.CellType.GcDateTimeCellType()
Dim MyField As GrapeCity.Win.Spread.InputMan.CellType.Fields.DateFieldInfo = gdcell.Fields(2)

また、インデックスを使わず、設定したキー(文字列)を使って特定のフィールドにアクセスすることもできます。キーは、各フィールドのName プロパティにキーとして文字列を設定します。

次のサンプル コードは、キーを使ってフィールドを取得する例です。ここではGcDateTime型セルの特定のフィールドのName プロパティにあらかじめ"Key1"という文字列が設定されていることを前提にしています。

C#
コードのコピー
GrapeCity.Win.Spread.InputMan.CellType.Fields.DateFieldInfo myField = gdcell.Fields["Key1"];
Visual Basic
コードのコピー
Dim MyField As GrapeCity.Win.Spread.InputMan.CellType.Fields.DateFieldInfo = gdcell.Fields("Key1")
参照

 

 


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