NullColor プロパティ

コントロールがNull値を含むときに表示する背景色を取得または設定します。

構文

Visual Basic
C#

'Declaration
 
Public Overridable Property NullColor As Color

public virtual Color NullColor {get; set;}

プロパティ値

編集コントロールの背景色を含むColorオブジェクト

解説

このプロパティは、コントロールが Null 値を含むことをユーザーに知らせます。コントロールの背景色は、コントロールがフォーカスを失うと指定された色に変わります。

AllowNull プロパティを True に設定すると、コントロールは Null 値を受け付け、ユーザーは次の方法で Null 値を提供できます。

[F2]キーを押す。
コントロールの内容を削除する。
SetNull メソッドを呼び出す。
ClearAll メソッドを呼び出す。
コントロールの内容を選択し、Clear メソッドを呼び出す。

このプロパティは SuperEditBase クラスから使用できます。

NullColor プロパティを正しく機能させるためには、AllowNull プロパティを True に設定する必要があります。

コントロールが Null 値を含むかどうかを確認するには、IsNull メソッドを呼び出します。

例

C#
Visual Basic

private void Form1_Load(object sender, System.EventArgs e)
{
   control.NullColor = Color.Coral;
   control.AllowNull = true;
   control.CausesValidation = true;
   control.Text = "";
}

private void button1_Click(object sender, System.EventArgs e)
{
   control.ResetNullColor();
}

Private Sub Form1_Load(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles MyBase.Load
   control.NullColor = Color.Coral
   control.AllowNull = True
   control.CausesValidation = True
   control.Text = ""
End Sub

Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click
   control.ResetNullColor()
End Sub

参照

SuperEditBase クラス
 SuperEditBase メンバ
 AllowNull プロパティ
 IsNull メソッド
 SetNull メソッド