テーマの適用とカスタマイズ

テーマを使用することで、ワークブックの外観を簡単に変更することができます。この機能は、重要な詳細を強調表示し、データを魅力的な方法で表示するのに役立ちます。ワークブックに組み込みのテーマを適用するには、GrapeCity.Core 名前空間の BuiltInThemes 列挙体のオプションを使用します。

サンプル

C#	コードのコピー
fpSpread1.AsWorkbook().Theme = Theme.GetTheme(BuiltInThemes.Facet);

Visual Basic	コードのコピー
fpSpread1.AsWorkbook().Theme = Theme.GetTheme(BuiltInThemes.Facet)

SPREADデザイナには、「ページレイアウト」セクションの「テーマ」グループに組み込みの［テーマ］オプションが用意されています。利用可能なテーマのリストから利用可能な必要なテーマを選択することができます。また、ワークブックに独自の外観を適用するために、現在のテーマの色とフォントをカスタマイズして保存することもできます。ただし、必要がない場合は、カスタムの配色とフォントを削除することができます。

テーマの適用

組み込みのテーマを適用するには、「テーマ」ドロップダウンリストからテーマを選択します。テーマが適用した後、次の図に示すように、ワークブックの色とフォントが選択したテーマに応じて変更されます。

また、ローカルシステムからテーマを選択することもできます。これを行うには、「テーマの参照...」オプションを使用します。

テーマの色をのカスタマイズ

テーマの色は、SPREADコントロール内のテキスト、背景、ハイパーリンクなどに適用される配色を表します。テーマの色をカスタマイズするには、「配色」ボタンをクリックして、ドロップダウンを開きます。このドロップダウンリストから配色を選択すると、ワークブック内の色が選択した配色に応じて変更されます。

新しいカスタム配色を作成するには、「配色」ロップダウンリストの下部にある「色のカスタマイズ…」オプションをクリックし。、「テーマの新しい配色パターンを作成」ダイアログを開きます。このダイアログで、テキスト、背景、アクセント、ハイパーリンクなどに必要な配色を選択します。色をプレビュー表示する場合は、「サンプル」ボックスを使用することもできます。新しいカスタム配色を保存するには、「名前」テキストボックスに名前を指定し、「保存」をクリックします。

新しいカスタム配色は、次のように「配色」ドロップダウンリストに、表示されます。

テーマのフォントのカスタマイズ

テーマのフォントを設定すると、ワークブックの見出し、本文、列ヘッダ、行ヘッダのテキストのフォントスタイルを変更することができます。フォントを変更するには、「フォント」ボタンをクリックしてドロップダウンを開きます。このドロップダウンリストから必要なフォントスタイルを選択すると、ワークブック内のフォントが選択したフォントに応じて変更されます。

新しいカスタムフォントを作成するには、「フォント」ドロップダウンリストの下部にある「フォントのカスタマイズ...」オプションをクリックして、[新しいテーマフォントの作成] ダイアログにアクセスします。このダイアログで、見出しと本文に必要なフォントを選択します。フォントをプレビュー表示する場合は、「サンプル」ボックスで変更をプレビューを使用します。最後に、新しいカスタムフォントを保存するには、「名前」テキストボックスに名前を指定し、「保存」をクリックします。

新しいカスタムフォントは、次のように「フォント」ドロップダウンリストに表示されます。

カスタムの色/フォントの編集と削除

カスタムの配色またはフォントスタイルを編集または削除するには、「ユーザー設定」セクションでカスタム色またはフォントを右クリックし、「編集」または「削除」を選択します。