Cell クラスの以下のプロパティを使用して、セルの値を取得または設定できます。
| データの説明 | Cellクラスのプロパティ |
|---|---|
| 書式付き文字列（"$1,234.56" など） | Text |
| 書式なし文字列（"1234.45" など） | Value |
セルに格納可能な値のデータ型に、制限はありません。 セルの値は、汎用的なObject型として割り当ておよび取得されます。 値型（bool、int、doubleなど）は、ボックス化して（Object型に変換して）割り当ておよび取得されます。
C#およびVisual Basicでは、次のコードで示すように、値型のボックス化（Object型への変換）が自動的に行われます。
サンプルコード
| C# |
コードのコピー
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|---|---|
fpSpread1.Sheets[0].Cells[0, 3].Value = 123;
fpSpread1.Sheets[0].SetValue(0, 6, "abc");
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| Visual Basic |
コードのコピー
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|---|---|
FpSpread1.Sheets(0).Cells(0, 3).Value = 123
FpSpread1.Sheets(0).SetValue(0, 6, "abc")
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しかし、ボックス化解除（Object型から値型への変換）は、キャストを使用して手動で行う必要があります。
サンプルコード
| C# |
コードのコピー
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|---|---|
int i = (int)fpSpread1.Sheets[0].Cells[0, 3].Value; string s = (string)fpSpread1.Sheets[0].GetValue(0, 6); |
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| Visual Basic |
コードのコピー
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|---|---|
Dim i As Integer = CInt(FpSpread1.Sheets(0).Cells(0, 3).Value) Dim s As String = CStr(FpSpread1.Sheets(0).GetValue(0, 6)) |
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空白セルはnull値（VBではNothing）を返すため、この結果キャストが失敗します。セルに空白値、または未知のデータ型の値が含まれている可能性がある場合は、コードにおいて、キャストを実行する前にデータ型を確認する必要があります。あるいは、キャストの失敗によってスローされる例外を捕捉するための例外ハンドラを用意する必要があります。 |
参照