MESCIUS SPREAD for Windows Forms 17.0J
ユーザー用の PageSetup ダイアログの変更

SPREAD for Windows Formでは、Excel と同様に印刷の動作を変更でき、ExcelCompatiblePrintingプロパティをtrueに設定してページ設定ダイアログの既存のオプションを変更できます。このプロパティを使用すると、ヘッダー・フッターに画像の使用や、スプレッドシートに上付き文字や下付き文字などのリッチ テキストを使用できます。

次の図は、ExcelCompatibilityPrinting プロパティを true に設定したときの、ページ設定ダイアログの更新したオプションを示します。

 

ヘッダ・フッタが大きすぎてページの内容が重なっていないかぎり、このプロパティは印刷するページのレイアウトには影響しません。

次の図は、ExcelCompatiblePrinting プロパティがtrueに設定されたときの重なったヘッダの内容を示します。

次のサンプルコードは、スプレッドシートを印刷するExcelCompatibilityPrinting プロパティを実装する方法を示します。

C#
コードのコピー
// 内容が印刷するページと重なります。
fpSpread1.Features.ExcelCompatiblePrinting = true;
fpSpread1.ActiveSheet.Cells[0, 0, 3, 3].Value = 1;
fpSpread1.Sheets[0].PrintInfo.Header = "/lLine1/nLine2/nLine3/nLine4";
fpSpread1.Sheets[0].PrintInfo.Preview = true;
fpSpread1.Sheets[0].PrintInfo.ShowColumnHeader = PrintHeader.Hide;
fpSpread1.Sheets[0].PrintInfo.ShowRowHeader = PrintHeader.Hide;
fpSpread1.Sheets[0].PrintInfo.EnhancePreview = true;
fpSpread1.PrintSheet(0);
VB
コードのコピー
' 内容が印刷するページと重なります。
fpSpread1.Features.ExcelCompatiblePrinting = True
fpSpread1.ActiveSheet.Cells(0, 0, 3, 3).Value = 1
fpSpread1.Sheets(0).PrintInfo.Header = "/lLine1/nLine2/nLine3/nLine4"
fpSpread1.Sheets(0).PrintInfo.Preview = True
fpSpread1.Sheets(0).PrintInfo.ShowColumnHeader = PrintHeader.Hide
fpSpread1.Sheets(0).PrintInfo.ShowRowHeader = PrintHeader.Hide
fpSpread1.Sheets(0).PrintInfo.EnhancePreview = True
fpSpread1.PrintSheet(0)

現在、このプロパティを有効にしても Excel と同じ印刷の出力が生成されません。 将来のバージョンでは、印刷の精度と一貫性を向上させます。

 

 


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