MESCIUS SPREAD for Windows Forms 17.0J
パフォーマンス向上

SPREAD for Windows Formsコントロールのパフォーマンスを向上させるには、次の方法を雇用することができます。

レイアウト論理を一時停止することでもパフォーマンスを向上できます。詳細については、レイアウトの一時停止によるパフォーマンスの向上を参照してください。

CacheOptionsによるパフォーマンス向上

 次の数式関数のパフォーマンスは、完全一致で改善できます。

本関数を使用する際、CalculationEngineクラスのCacheOptions列挙型 を使用することで、キャッシュの種類を定義できます。

パフォーマンスは、次の順序で向上します。

Aggressive > On > None

次の例では、CacheOptionをAggresiveに設定し、インポートされたExcelファイルの読み込みにかかった時間を記録します。

C#
コードのコピー
fpSpread1.AsWorkbook().WorkbookSet.CalculationEngine.CacheOptions = CacheOptions.Aggressive;
// XMATCH関数を持つサンプルExcelファイル
fpSpread1.OpenExcel("bigTable - XMatch.xlsx");
Stopwatch stopwatch = new Stopwatch();
stopwatch.Start();
// Calculateメソッドだけの呼び出しにかかった時間を測定してパフォーマンスを確認します。
fpSpread1.AsWorkbook().WorkbookSet.CalculationEngine.Calculate(fpSpread1.AsWorkbook(), true);
stopwatch.Stop();
long miliseconds = stopwatch.ElapsedMilliseconds;
listBox1.Items.Add(miliseconds.ToString());

 

 


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