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ユーザーが、列ヘッダのクリックで並べ替えを自動実行できるようにシートを設定できます。ユーザーは、列ヘッダのソートインジケータをクリックすると、その列をキーにして行が並べ替えられます。同じ列のソートインジケータをもう一度クリックすると、逆の方向に並べ替えられます。この方法では、表示されているデータのみが並び替えられ、データモデルは影響を受けません。
ユーザーに、列ヘッダのクリックで並べ替えの自動実行を許可するには、ColumnオブジェクトのAllowAutoSortプロパティ、またはSheetViewオブジェクトのSetColumnAllowAutoSortメソッドを使用します。行の並べ替えが許可された列には、次のアイコンが表示されます。
ユーザーによる行の並べ替えが有効な例(未ソート状態):
上図のアイコンは、行の並び替えが許可されていることをユーザーに示します。ユーザーによる行の並べ替えを有効に設定した列で、このアイコンを非表示に設定することはできません。 以降の説明で、ソートインジケータを非表示に設定する方法を説明しますが、これは、昇順/降順インジケータに対して有効で、上図のアイコンには適用されません。 |
並び替えの自動実行で、列ヘッダにソートインジケータを表示するかどうかは、ColumnオブジェクトのShowSortIndicatorプロパティ、またはSheetViewオブジェクトのSetColumShowSortIndicatorメソッドで設定します。以下の図では、昇順および降順のソートインジケータを表しています。
昇順ソートインジケータ | 降順ソートインジケータ |
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列のソートインジケータの表示状態を取得、または設定するには、ColumnオブジェクトのSortIndicatorプロパティを使用します。
ユーザーがデータの並べ替えを実行すると、並べ替えの実行前にFpSpreadクラスAutoSortingColumnイベントが発生し、並べ替えの実行後にAutoSortedColumnイベントが発生します。
ColumnオブジェクトのAllowAutoSortプロパティ、またはSheetViewオブジェクトのSetColumnAllowAutoSortメソッドを使用して、対象の列に対する並べ替えの自動実行を許可します。
次のサンプルコードは、シートの最初の30列に対し、並べ替えの自動実行を許可します。
C# |
コードのコピー
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fpSpread1.Sheets[0].Columns[0,29].AllowAutoSort = true; //fpSpread1.Sheets[0].SetColumnAllowAutoSort(0,30,true); |
Visual Basic |
コードのコピー
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FpSpread1.Sheets(0).Columns(0,29).AllowAutoSort = True 'FpSpread1.Sheets(0).SetColumnAllowAutoSort(0,30,True) |