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セルまたはセル範囲に、アプリケーションに関する情報を含むタグを設定できます。シートの任意のセル、行、列、およびシート全体にデータを関連付けることができます。このデータは、セルに対する操作や、アプリケーションへの情報供給に使用できます。セルに設定したタグは、シート、行、および列に提供できる項目やデータとも考えられます。
セル タグはアプリケーション用の機能であり、エンドユーザーに対するセルノートに相当します。セルノートには、エンドユーザーにとって役立つ補足的な情報を、人間が読むことのできる形式で表示します。セルタグを使用すると、アプリケーションにおいて、コンピュータが解釈可能な補足情報をセルに追加できます。アプリケーションにとって有用なものであれば、どのような情報でもかまいません。たとえば、非連結シートに、DataTableからの値を手動で供給するアプリケーションがあるとします。このアプリケーションではセルタグを使用して、セル値の取得先となる DataTableのDataRowを示すことができます(cell tag = DataRow)。 もう1つの例は、アプリケーションでセルタグをダーティフラグとして使用する方法です(cell tag = true の場合はセルの処理が必要)。
セル タグはオブジェクトとして宣言するので、柔軟に使用できます。数値、ブール値、文字列、またはクラスのインスタンスを設定できます。
タグの詳細については、CellクラスのTagプロパティ、およびSheetViewクラスのGetCellFromTagメソッドを参照してください。
次のサンプルコードは、セル範囲に含まれる各セルにタグを設定します。
C# |
コードのコピー
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fpSpread1.Sheets[0].Cells[1, 1, 3, 3].Tag = "This is the tag that describes the value."; fpSpread1.Sheets[0].Cells[1, 1, 3, 3].Value = "Value Here"; |
Visual Basic |
コードのコピー
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FpSpread1.Sheets(0).Cells(1, 1, 3, 3).Tag = "This is the tag that describes the value." FpSpread1.Sheets(0).Cells(1, 1, 3, 3).Value = "Value Here" |