MESCIUS SPREAD for Windows Forms 17.0J
新機能
SP2

チャートに誤差範囲(エラーバー)を表示

以下の系列タイプでチャートに誤差範囲(エラーバー)を表示できるようになります。

また、Excelファイルへのインポート/エクスポートも可能です。

新しいPDFエクスポート

従来よりExcelに近い形式のPDFファイルとして保存することができるようになります。従来のPrintSheetメソッドによるPDF出力と比較して、SP2で追加されたSaveAsメソッドによるPDF出力では以下のような機能改善が行なわれています。

XMLデータファイルの読み込み

一般的なXMLファイルを読み込むことができるようになります。IWorkbooksインターフェースにOpenXMLメソッドが追加され、ファイル名およびストリームを引数として指定することが可能です。

フィルタされた行の取得

フィルタリングされて非表示になった行の配列を取得することができるようになります。IAutoFilterインターフェースにGetFilteredOutRowsメソッドが追加され、列インデックスを渡すことで非表示の行インデックスを配列として取得することが可能です。

セル範囲のソートによるシェイプの移動

セル範囲のソートと一緒に拡張シェイプエンジンのシェイプも移動するようになります。

テーブルフィルタの自動更新

ユーザが手動でセルを編集したりデータソースを変更した際に、テーブルのフィルタを自動的に更新するようになります。IWorksheetインターフェースにAutoUpdateFilterプロパティが追加され、この機能を使用してデータの変更時にも非表示の状態を維持できます。

マルチオプション型セルのコンパクトモード

マルチオプション型セルのラジオボタンをコンパクトモードで表示するかどうかを選択できるようになります。コンパクトモードを使用することで項目から余分なスペースを取り除くことが可能になります。

セル型ダイアログの起動

実行時にセル型を設定できるダイアログを呼び出せるようになります。リボンコントロールなしで設定ダイアログを表示できるため、エンドユーザーはインタラクティブな操作性を実現できます。

リボンコントロールを使用しないコンテキストメニュー

従来はリボンコントロールを使用している場合のみ使えるコンテキストメニューのほか、独自に実装するコンテキストメニューしかありませんでした。SP2ではリボンコントロールがない状態でも組み込みのコンテキストメニューを表示できるようになります。

SPREADデザイナでアンドゥ/リドゥの表示と実行

クイックアクセスツールバーによるアンドゥ/リドゥの表示と実行を、Excelと同じようにSPREADデザイナでもできるようになります。

非表示なセル範囲のコピーをスキップ

CopySkipInvisibleRangeプロパティを使用して、セル範囲をコピーする際に非表示のセル範囲を対象から除外するかどうか設定できるようになります。

行や列を挿入する際に幅/高さとスタイルをコピー

行や列を挿入する際に、行や列のサイズやスタイルを元の行や列からコピーして新しく挿入される行や列に反映できるようになります。

数式のハイライト表示

DisplayFormulasプロパティが有効で対象のセルが選択されている際に、数式がハイライト表示できるようになります。セルに表示している数式の可読性を高めることが可能です。

座標の位置からセル参照を取得

SheetViewクラスのGetCellReferenceメソッドに座標(x,y)を引数として渡すことでセル参照を取得できるようになります。

改ページの表示

ワークシートの改ページを表す区切り線を表示するかどうかを示す値を取得または設定できるようになります。

セルへ画像を挿入する際に表示方法を変更

セルへ画像を挿入する際に、画像をどのように表示させるかを設定できるようになります。画像の表示方法は以下の4つから選択できます。デフォルトではFitが有効になります。

グループフッターの列スタイル設定

グループフッターを他のセルのスタイルと同じではなく、別の書式や背景色に変更できるようになります。

ダブルクリックによるフィルダウン

セル右下に表示される矩形をダブルクリックすることで、セル範囲に数式や文字列のコピー、連続データなどオートフィルと同様の動作を実現できます。

TabStrip.ButtonClickイベントの追加

タブストリップボタンの動作をカスタマイズするためのTabStrip.ButtonClickイベントが追加されます。タブストリップボタンをクリックした際に、アクティブシートを切り替えるといった動作を設定することが可能です。

ステータスバーの書式設定

アクティブセルの数値書式を使用してステータスバーの数値を表示できるようになります。小数点以下が長くなってしまうような平均値などでも同一のフォーマットで表示することが可能です。

ワークシートのカスタムプロパティ

ワークシートに独自の情報を保存し、必要に応じて取得することができるようになります。IWorksheetインターフェースにCustomPropertiesプロパティが追加されており、このプロパティを操作することで情報の保存、取得が可能です。

TextHelperクラスにUseGDITextRenderingプロパティを追加

FarPoint.Win.TextRenderer.dllを使用してGDIでテキストを描画するかどうか設定するためのプロパティとしてTextHelper.UseGDITextRenderingを追加します。

初版

.NET 8への対応

.NETの最新バージョン「.NET 8」への対応を実施しています。Visual Studioの新しいフォームデザイナへも対応しており、スマートタグや専用デザイナを使用してコントロールの機能を設定することができます。

新しいコントロールの追加

リボンコントロール

リボンメニューを搭載可能にする「リボンコントロール」を新たに追加します。Excelのリボンと同等のメニューをアプリケーションに簡単に組み込むことが可能です。また、リボンコントロールに独自のタブ、グループおよびアイテムを追加して、独自の処理を実行することも可能です。

Excel互換機能の強化

以下のExcel互換の機能を追加しています。

チャート

コピー&ペースト

Excel互換の印刷機能

編集・操作

シート

テーマ

その他の機能

以下の機能が新しく使用できるようになります。

画像

シェイプ

関数

印刷

その他

参照

 

 


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