PowerTools SPREAD for Windows Forms 8.0J
EditModePermanent プロパティ (FpSpread)


このコンポーネントで、セルがアクティブになったときにそのセルを編集モードにするかどうかを取得または設定します。
構文
'Declaration
 
Public Property EditModePermanent As Boolean
'使用法
 
Dim instance As FpSpread
Dim value As Boolean
 
instance.EditModePermanent = value
 
value = instance.EditModePermanent
public bool EditModePermanent {get; set;}

プロパティ値

Boolean:セルがアクティブになったときにそのセルを編集モードにする場合は True、それ以外の場合は False
解説

このプロパティをTrueに設定した場合、スプレッドシートのセルがアクティブセルになると、そのセルはただちに編集モードになります。実際には、このプロパティをTrueに設定すると、フォーカス矩形が表示されないセルを持つスプレッドシートが作成されます。このオプションを使用することで、エディタコントロールのテーブルをエミュレートできます。

このプロパティをTrueに設定すると、アクティブセルを移動するたびにEditModeイベントが2回発生します。1回は現在のアクティブセルを離れるとき、もう1回は新しいアクティブセルに移動するときです。

編集モードがONの場合は、何も選択することができません。「フォーカスを失った選択領域の非表示化」を参照してください。

注意:このプロパティをTrueに設定すると、SelectionBlockOptionsプロパティが自動的に0に設定されます。その後でこのプロパティをFalseに設定する場合は、SelectionBlockOptionsプロパティを元の設定にリセットする必要があります。

ヒント:このプロパティをTrueに設定する場合は、EditModeReplaceプロパティをFalseに設定することで、ユーザーが誤ってデータを削除する事態を防ぐことができます。

編集モードと関連するプロパティの詳細については、「編集モード」を参照してください。

次のサンプルコードは、セルがアクティブになったときにそのセルを編集モードにするかどうかを指定します。
FarPoint.Win.Spread.FpSpread fpSpread1 = new FarPoint.Win.Spread.FpSpread();
FarPoint.Win.Spread.SheetView shv = new FarPoint.Win.Spread.SheetView();
fpSpread1.Location = new Point(10, 10);
fpSpread1.Height = 200;
fpSpread1.Width = 400;
Controls.Add(fpSpread1);
fpSpread1.Sheets.Add(shv);
fpSpread1.EditModePermanent = true;
Dim fpSpread1 As New FarPoint.Win.Spread.FpSpread()
Dim shv As New FarPoint.Win.Spread.SheetView()
fpSpread1.Location = New Point(10, 10)
fpSpread1.Height = 200
fpSpread1.Width = 400
Controls.Add(fpSpread1)
fpSpread1.Sheets.Add(shv)
fpSpread1.EditModePermanent = True
参照

FpSpread クラス
FpSpread メンバ
EditModeReplace プロパティ
SelectionBlockOptions プロパティ

開発者ガイド

編集モード

 

 


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