StyleInfo GetDirectInfo( 
   int row,
   int column,
   StyleInfo destInfo
)

'Declaration
 
Function GetDirectInfo( _
   ByVal row As Integer, _
   ByVal column As Integer, _
   ByVal destInfo As StyleInfo _
) As StyleInfo

'使用法
 
Dim instance As ISheetStyleModel
Dim row As Integer
Dim column As Integer
Dim destInfo As StyleInfo
Dim value As StyleInfo
 
value = instance.GetDirectInfo(row, column, destInfo)

パラメータ

row

モデル内のセルの行インデックス。列全体またはモデルデフォルトを指定する場合は-１を指定します。

column

モデル内のセルの列インデックス。行全体またはモデルデフォルトを指定する場合は-１を指定します。

destInfo

スタイルの取得に使用するスタイルセット（StyleInfoオブジェクト）。destInfoがNullの場合は、新しいStyleInfoが作成されて使用されます。

戻り値の型

スタイル モデルにおける「直接」とは、「複合していない」または「継承されていない」ことを意味します。このメソッド（GetDirectInfo）は、指定したセル、列、または行に直接設定されているスタイル プロパティを返します。上位の階層（モデル全体など）で設定されている設定は返しません。それに対して GetCompositeInfo は、セル、列、または行を描画、編集するためのすべての設定を含む１つの StyleInfo オブジェクトに「構成」または「マージ」されたスタイル プロパティを返します。これには継承された設定も含まれます。

交互行スタイルは、このメソッドには含まれません。交互行スタイル情報は GetDirectAltRowInfo によって返されます。

destInfo が Null の場合は、新しい StyleInfo オブジェクトが作成されて使用されます。

スタイルの優先順位という観点では、直接セル スタイルは直接行スタイルを、直接行スタイルは直接列スタイルを、直接列スタイルはモデル デフォルト スタイルをそれぞれオーバーライドします。

許容値という観点では、直接行スタイルでは列全体を表すために -１を、直接列スタイルでは行全体を表すために -１を、モデル デフォルト スタイルではすべての行と列を表すために -１をそれぞれ使用します。

ISheetStyleModel インタフェース
ISheetStyleModel メンバ