PowerTools SPREAD for Windows Forms 8.0J
TextTipPolicy プロパティ (SpreadView)


ビューでポップアップヒントを表示するかどうかと表示位置を表す値を取得または設定します。
構文
'Declaration
 
Public Property TextTipPolicy As TextTipPolicy
'使用法
 
Dim instance As SpreadView
Dim value As TextTipPolicy
 
instance.TextTipPolicy = value
 
value = instance.TextTipPolicy
public TextTipPolicy TextTipPolicy {get; set;}

プロパティ値

ポップアップヒントの表示を指定するTextTipPolicy設定
解説

このプロパティを使用すると、テキストチップのポリシー(長すぎてセルに収まらないテキストを持つヘッダセルまたはデータセルの上にポインタが置かれたときにテキストチップを表示するかどうかと、その表示方法)を設定できます。テキストチップを表示するようポリシーを設定した場合、テキストチップはポインタの下にあるセルのToolTipウィンドウに表示されます。これはデータ領域のセルだけでなくヘッダセルにも適用されます。テキストチップは、セルに固定するか、ポインタ位置に合わせて表示できます。SPREADにフォーカスがあるときだけ表示することも、あるいはフォーカスの有無に関係なく表示することもできます。これは、セルノートインジケーターの上にカーソルが置かれたときのセルノートの表示にも適用されます。

テキストチップは、ヘッダおよびセルに対して自動的には表示されません。

テキストチップは、ポインタがセルの上に置かれてから指定の時間(デフォルトは500ミリ秒)経過した後、表示されます。この待機時間を変更するには、TextTipDelayプロパティを参照してください。デフォルトのテキストチップの外観は、システム設定とその他のデフォルト設定によって決まります。外観をカスタマイズするには、TextTipAppearanceプロパティを使用します。

次の図は、テキストチップがポインタの横に浮かんでいるように表示された例を示します。

次のサンプルコードは、TextTipPolicyプロパティを設定します。
FarPoint.Win.Spread.SpreadView sv = fpSpread1.GetRootWorkbook();
sv.TextTipDelay = 1000;
sv.TextTipPolicy = FarPoint.Win.Spread.TextTipPolicy.Fixed;
Dim sv As FarPoint.Win.Spread.SpreadView = FpSpread1.GetRootWorkbook
sv.TextTipDelay = 1000
sv.TextTipPolicy = FarPoint.Win.Spread.TextTipPolicy.Fixed
参照

SpreadView クラス
SpreadView メンバ
TextTipDelay プロパティ
TextTipAppearance プロパティ
CellNoteIndicatorVisible プロパティ
TextTipPolicy 列挙体
TextTipPolicy プロパティ (FpSpread)

開発者ガイド

テキストチップ

 

 


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