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パーセント型セルを使用すると、値をパーセントで表示し、入力を百分率の数値に制限することができます。
パーセント型セルとその各属性を設定するには、PercentCellTypeクラスを使用します。
パーセント型セルでは、パーセント値を表示する方法をカスタマイズできます。これには、次の表に示すさまざまな書式機能を使用します。 各プロパティの使用例については、このページで後述します。
プロパティ | 説明 |
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DecimalPlaces | 少数値に対し、小数点以下の桁数を設定します。 |
DecimalSeparator | 少数値を表示するための小数点文字を設定します。 |
FixedPoint | 固定小数点で数値を表示するために、数値の小数部分にプレースホルダとしてゼロを表示するかどうかを設定します。 |
LeadingZero | 先行ゼロを表示するかどうかを設定します。 |
MaximumValue | ユーザーが入力可能な最大値を設定します。 |
MinimumValue | ユーザーが入力可能な最小値を設定します。 |
NegativeFormat | 負数の表示書式を設定します。 |
NegativeRed | 負の数値を赤色で表示するかどうかを設定します。 |
PercentSign | パーセント記号として表示する文字を設定します。 |
PositiveFormat | 正の値を表示するための書式を設定します。 |
Separator | 数値の3桁区切りに使用する文字列を設定します。 |
ShowSeparator | 3桁区切りの文字列を表示するかどうかを設定します。 |
PercentCellTypeクラスのインスタンスを作成して、クラスの各プロパティを設定します。セルに設定する場合はCellクラスの、行に設定する場合はRowクラスの、列に設定する場合はColumnクラスの、あるいはスタイルに設定する場合はStyleInfoクラスのCellTypeプロパティに、定義したPercentCellTypeクラスのインスタンスを割り当てます。
次のサンプルコードは、セルをパーセント型セルに設定します。パーセント記号(%)の代わりにパーセントの略語(PRCNT)を表示します。
C# |
コードのコピー
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FarPoint.Win.Spread.CellType.PercentCellType prctcell = new FarPoint.Win.Spread.CellType.PercentCellType(); prctcell.PercentSign = "PRCNT"; prctcell.PositiveFormat = FarPoint.Win.Spread.CellType.PercentPositiveFormat.PercentBefore; fpSpread1.ActiveSheet.Cells[1, 1].CellType = prctcell; |
Visual Basic |
コードのコピー
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Dim prctcell As New FarPoint.Win.Spread.CellType.PercentCellType() prctcell.PercentSign = "PRCNT" prctcell.PositiveFormat = FarPoint.Win.Spread.CellType.PercentPositiveFormat.PercentBefore FpSpread1.ActiveSheet.Cells(1, 1).CellType = prctcell |
デフォルトでは、スピンボタンは表示されません。オプションとして、セルが編集モードに切り替わったときに、セルの隣にスピンボタンを表示させることができます。 PercentCellTypeクラスに属する、Spinで始まる各プロパティを使用すると、さまざまなスピン機能を設定できます。詳細については、「スピンボタンの表示」を参照してください。
デフォルトでは、実行時に編集モードのパーセント型セルをダブルクリックすると、ポップアップ電卓が表示されます。 この動作を有効にするかどうかを設定できます。また、この電卓に表示される[OK]および[キャンセル]ボタンのテキストをカスタマイズすることもできます。 詳細については、「ポップアップ電卓」を参照してください。 電卓がポップアップ表示されないようにするには、FpSpreadクラスのSubEditorOpeningイベントを捕捉し、イベント引数を表すSubEditorOpeningEventArgsクラスのCancelプロパティをTrueに設定し、処理をキャンセルします。