概要
ローマ数字をアラビア数字に変換します。
書式
ARABIC(text)
引数
半角の二重引用符で囲んだ文字列、空の文字列 ("")、または文字列を含むセルへの参照を指定します。
解説
- 文字列に無効な値が指定されるている場合、エラー値 #VALUE! が返されます。
- エラー値 #VALUE! を返す値は、数値、日付、無効なローマ数字の文字列などです。
- 入力値として空の文字列 ("") が使用されている場合は、0 が返されます。
- 引数の最大長は、255 文字です。したがって、返される最大数値は 255,000 です。
- 文字列の大文字と小文字は区別されません。 たとえば、"mxmvii" は "MXMVII" と同じ結果 (1997) に評価されます。
- 負のローマ数字は非標準ですが、負のローマ数字の評価はサポートされています。"-MMXI" などのように、ローマ数字の前に負符号を挿入します。
- 先頭と末尾のスペースも無視されます。
- ARABIC 関数は、ROMAN 関数とは逆の操作を実行します。
データ型
文字列データを受け取り、 数値データを返します。
サンプル
ARABIC(R3C2)
ARABIC(B3)
ARABIC("LVII") 結果:57
Excel形式ファイルへのエクスポート
Excel 2013以降をサポートします。BIFF8(xls)形式には対応していません。
参照