概要
指定されたビットの数だけ左へシフトした数値を返します。
書式
BITLSHIFT(number, shift_amount)
引数
有効な引数は次のとおりです。
引数 |
説明 |
number |
0 以上の整数でなければなりません。 |
shift_amount |
整数でなければなりません。 |
解説
- 数値を左へシフトするというのは、その数値のバイナリ表記の右側にゼロ (0) を追加することです。 たとえば、10 進数値の 4 を 2 ビット左へシフトすると、そのバイナリ値 (100) を 10000 に変換、つまり 10 進数の 16 になります。
- いずれかの引数が制約外の場合は、エラー値 #NUM! が返されます。
- 数値が (2^48)-1 より大きい場合、エラー値 #NUM! が返されます。
- shift_amount の絶対値が 53 よりも大きい場合、エラー値 #NUM! が返されます。
- いずれかの引数が数値以外の値の場合、エラー値 #VALUE! が返されます。
- shift_amount 引数として負の数値が使用されると、ビットの数だけ右へシフトします。
- shift_amount 引数として負の数値が使用されると、BITRSHIFT 関数の正の数値の shift_amount 引数と同じ結果が返されます。
データ型
各引数に数値データを受け取り、数値データを返します。
サンプル
BITLSHIFT(4,2) 結果:16
Excel形式ファイルへのエクスポート
Excel 2013以降をサポートします。BIFF8(xls)形式には対応していません。
参照