MESCIUS SPREAD for Windows Forms 17.0J 関数リファレンス
DAVERAGE

概要

リストまたはデータベース内の指定の1列において、指定の条件を満たす値の平均値を計算します。

書式

DAVERAGE(database, field, criteria)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
database データベースを構成するセル範囲(セル範囲の参照)
field データベース内の列。ラベルまたはインデックスで指定します。
criteria データベース内の、使用する行を指定するセル範囲(セル範囲の参照)

database 引数は、データベースを構成するセル範囲です。 各列は1つのフィールドを表します。 先頭行はフィールド ラベルであり、 残りの各行は、それぞれ1つのデータ レコードに対応します。

field 引数は、データベース内のどの列を使用するかを定義します。 field 引数には文字列(フィールド ラベル)または数値(フィールド インデックス)を指定できます。

criteria 引数に指定するセル範囲は、データベース内のデータ サブセットを選択するための条件となる行を表します。 先頭行はフィールド ラベルであり、 残りの行は条件を表します。 同一行内の複数の条件は、AND 演算で結合されます。 異なる行内の複数の条件は、OR 演算で結合されます。 個々の条件は、数値または文字列です。 文字列には、比較演算子(=、<>、<、>、<=、>=)を含めることができます。 演算子を特に指定しない場合は、等号(=)とみなされます。

criteria 引数では、ワイルドカード文字の使用はサポートされません。

解説

これは、いくつか存在するデータベース(リスト)関数の1つであり、セル範囲が1つのデータベースとみなされます。 データベース関数の詳細については、「データベース関数」を参照してください。

データ型

database および criteria 引数に対してはセル範囲を、 field 引数に対しては文字列または数値を受け取り、 数値データを返します。

サンプル

DAVERAGE(A4:E10,3,A4:E10)

DAVERAGE(A1:A9,"Income",D5:D8)

使用可能な製品バージョン

製品バージョン 2.5 以降で使用できます。

参照

DVAR | DVARP | AVERAGE | VAR | VARP | データベース関数

 

 


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